物質としての脳 (シリーズ・脳研究への出発)

制作 : 阿部輝雄  吉岡亨 
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320055926

作品紹介・あらすじ

人間は他の動物とは異なり、物事を学び、記憶し、有形、無形のものを創造することができる。こうした人間の人間たるゆえんは脳の働きにある。さる偉人が言ったように、私たちの小さな脳は大宇宙の果てまでも想像することができるのである。脳の驚嘆すべき機能は多数の神経細胞が連なってできた神経回路の働きによって可能となる。このような神経回路は各神経細胞を構成する物質の秩序だった活動があってはじめて機能できる.遺伝子工学の導入以降、脳機能に対する物質的立場からのアプローチはめざましい成果をもたらしてきた。本書では脳を構成する物質の構造と機能、脳のエネルギー代謝、神経細胞間の信号伝達部位であるシナプスの分子基盤について、これまでの研究成果をわかりやすく解説しており、これから脳研究をめざす学生、大学院生にとって格好の入門書である。

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