デザイン人間工学 ―魅力ある製品・UX・サービス構築のために―

著者 :
  • 共立出版
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 48
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320071926

作品紹介・あらすじ

昨今のユーザは,製品やサービスの単なる機能だけでは満足せず,+αの要素によって価値が高められたものでなければ受け入れない時代となっている。その+α部分を担うのが「デザイン」と「人間工学」である。
 モノやサービスを出せば売れるという時代は,「デザイン」と「人間工学」は別々に対応しても事足りた。しかし,現在のように,ユーザの微妙な感性,経験やストーリー性を考えたモノ作りが求められる時代になると,人間工学による「分析」とデザインによる「統合・可視化」を融合した「デザイン人間工学」が必要となる。
 デザイン人間工学のフレームワークを適用することにより,魅力・独創性のある製品・サービスの開発や開発時間の短縮を図ることが可能である。「構造化コンセプト」という人間工学のフレームワークに従って製品やサービスの開発・構築を行うことで,誰もが70点以上のアウトプットを期待できるようになる。
 優秀なデザイナーは頭の中で要求事項を構造化し,状況により要求事項のウエイトを変えることで対応している。「構造化コンセプト」はこのような優秀なデザイナーの有機的な造形やシステムをまとめる力をヒントに生まれたものである。
 本書ではこのデザイン人間工学による製品開発やサービス構築の方法を,具体的かつ実践的に解説する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ナナメ読み。
    ・HMIの5側面
    ・ヒドノミクス
    ・身体モデルでは人間の身体を9つの部位で構成

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1971年千葉大学工学部工業意匠学科卒業。1991年千葉大学自然科学研究科博士課程修了。
1971年東京芝浦電気(株)入社。1995年株式会社東芝デザインセンター担当部長(兼)情報・通信システム研究所ヒューマンインタフェース技術研究センター研究主幹。
1998年和歌山大学システム工学部デザイン情報学科教授(学術博士)。
2014年京都女子大学家政学部生活造形学科教授(学術博士)、和歌山大学名誉教授。

「2015年 『デザイン人間工学の基本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山岡俊樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×