DES・DDSの実務

著者 :
  • 金融財政事情研究会
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784322113129

感想・レビュー・書評

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  • 仕組みはわかっていたつもりながら、実務上の知識が欲しくて本屋で購入。著者の藤原氏は森浜田の弁護士。
    感想。わかりやすい。若干話が遠回り。このテーマで本を一冊ってことになるとこうなるんだろうな。
    備忘録。
    ・DESのメリット:債務者の監督が効くかも。
    ・DESのデメリット:債務免除益の発生、資本金増加による中小企業向けの特例適用外の可能性、非上場の場合は処分困難
    ・DESの現物出資or疑似DES:貸付金(債務者にとっての借入金)をそのまま資本化or一旦資本金を払い込んでその資金で借入を返済。
    ・現物出資時の評価額説と券面額説:券面額説で定着。
    ・DES時には種類株を駆使することで債権者、債務者間の課題を調整を行うこともできる。あと償還条件付きとか。
    ・資本的劣後ローンの条件:いくつかあるが、完全劣後とざっくり押さえておこう。法的手続きでも当然劣後。失期も劣後。

    んー、非上場企業だからDDSにして、ってわけには中々いかんのでは。CFが回って、長期期間の与信が取れて、かつ返済とか色々劣後。ハードな判断では。

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著者プロフィール

藤原 総一郎(ふじわら そういちろう)
平成元年東京大学法学部卒業。平成3年弁護士登録。
森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士。第二東京弁護士会所属。

「2022年 『DES・DDSの実務【第4版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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