イソップ: True Friends

著者 :
  • 金の星社
3.82
  • (24)
  • (16)
  • (35)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 192
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323063157

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 痛む心を抱えている子どもたちにとって、救いになる作品ではないかと思います。
    ただ、著者の「子どもを救いたい!」という気持ちが強すぎて、
    言葉のひとつひとつに押しつけがましさを感じてしまいました。

  • 作者の他の本よりはインパクトがないけど、やっぱり心の処方箋だ。

  • 立河祥吾(小5)はある事件がもとで、名門私立中学を自主退学。転校先の学校で、みんなからイソップとよばれる少年・磯田草馬と、男言葉で話し、男の子の格好をしている女の子・柏木千里に出会う。
    立河祥吾はもとの学校で、クラスメイトに脅されて教師のスカートをめくり、退学に。磯田草馬は児童虐待を受けて学園に住み、柏木千里は兄を亡くしたことで傷ついていた。ちがう生い立ちや境遇の3人に、広い知識の堤康之も加わって4人は本当の友達として信頼の手をつないでいきます。
    ほんとうの友達をみつけるために大切なこと、と副題にあります。

  • 里親になるのもいいな、なんて 浅はかな考えを持った
    小学生のぶんざいで。

    イソップ童話読みたくなる。

  • 小学校のとき、中学校のとき、2回読んで2回とも号泣した

  • ハッピーバースデーやハードルの青木さんの本

    いじめや兄弟の死や家族との別れ(無理心中とか)に悩む小学生たちの話
    将来の進路を悩んだり親の理解が得られなかったり友だちとうまく付き合えなかったり・・

    イソップ童話がいろいろ出てきます
    けっこう知らない(というかちゃんと覚えてない)話多いので今度ちゃんと読もうっと!

    ひどい大人も出てくるけど、きちんと子どもの気持ちを理解して、導いてくれる立派な大人が出てきて、すごいなあと思いました。
    里親をやるひとって、すんごい愛情がいっぱいあるんだな・・


    すごい勉強してるけど、その知識をどう役立てたいのか
    ショウちゃんの頭には自分の心を伝える言葉は入っていない
    試験に出ないことは、知らなくていいと思ってる。世の中のことも友だちのことも、知ろうとしていない

    このちいちゃんの言葉になるほどなーぐさーってなりました。

  • 04.05.10

  • 2008年読了。

  • 子供には子供なりの悩みや苦しみがあって、それはなぜか大人にはまったくわかってもらえない。
    本当の友達ってなんだろうと考えると同時に本当の友達だと思える友達が欲しいなって思いました。
    小学校高学年向けの推薦図書で読みました。小学生・中学生にぜひ読んでほしいです。

  • 2008/7/3
    『ハッピーバースデー』ほどのインパクトはなかったものの背筋が正されるお話でした。
    子どもの社会って大人が思っている以上にエグイなと改めて痛感。でもストレートだからこそすばらしい出来事もあるのですが。
    子どもの話をちゃんと聞き、大人の価値観で縛らないように気をつけようと思います。
    『ぼくら、子どもだもの。失敗はするよ。気がついてあやまったら、それでいいさ。』236P

全23件中 1 - 10件を表示

青木和雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×