- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323063287
感想・レビュー・書評
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ハードル3まで出てた。青木さんは今回は作者じゃないのね。
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事故以来、初の登校となる麗音。
麗音のために支えていくれていた人たちに気付き、
立ち直っていく…
ちょっと盛り込みすぎかな、な感がありました。
それにしても、このシリーズもそうですが…
やっぱりここでも母親は子供の心をとらえられない人で、
教師は体裁ばかりで…なんていう設定。
まあだからこそのこのエピソードなんだとは思うのですが、
実際、おにいの学校ではこんな先生はいないし、
私も母としてふがいないながらもここまで空振りしているつもりもないし、
なのにこんなふうな話ばかり読んだら返って悪影響なのではないかしら、
と、短絡的思考に陥ってしまった心配性な私。
とりあえずおにいはハードルを読んだので、2も3も読んでもらおうと思っています。 -
レオンと彼を取り巻く人々の再生の物語。ちょっと出来すぎというところもあるけれど、、こうなってほしいという風に物語が落ち着いてある意味よかったです。
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今まで読んできた『ハードル』シリーズの3巻が出ていた。
バスケ部でひどいいじめにあい、命を落としかけたところからどうにか元気になった有沢麗音。
彼の再生の物語だった。
今回は、すばらしい仲間を得たレオは、すべてをひとりで抱え込まず、仲間にヘルプを出しながら、立ち直っていく。
やはり、友達って必要だ。
私も、困ったことがあるときや、ギリギリな気持ちになるときは、今では友達にすぐにヘルプを出すようにしている。
友達ってありがたいと大人になった今でさえ思える。
娘は、今はレオのように信頼できる仲間を得ることができたようだ。
今回は、同じ相手でも戦っているようだ。
今の友達が以前はまだ親密になる前だったときだったので、例のグループにいじめられたとき、立てなかった。まさに麗音と同じかもしれない。
でも今は、堂々と毎日を送る娘を見ていると、まぶしいくらいなかんじがする。
時折、楽しすぎて、勉強がどうしてもおいてけぼりになてしまいそうになっているけれど、まあ、それも仕方ないと思いつつ、締めるところは締める。
せっかくのいい関係が卒業でさようならになるのは寂しいけれど、それが卒業というもの。また新しい、すばらしい友達ができるよ。
きっと、あなたならできるよ。