- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323072531
作品紹介・あらすじ
"人生でほんとうに大切なものって何?"今日が変わるヒントが見つかるノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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図書館から。とてもいい本です。写真やレイアウトが美しく、惹きつけられます。まとめ的には、仕事の話。
子供に読んで欲しい本。本当に大切なことを教えてくれます。
以下、よかった内容。
戦争で起こること(スリランカ)と、何が起きているか。
コミュニケーション(言わなくてもわかるでしょとは違う。みんな、本当の意味で仲良し)
多くの人の力があってこそ動くことができる
動いているものは、いつかは壊れる。放っておくと、さらに悪くなる。気にかけてやれば、機嫌のいいままでいてくれる。
失うのは一瞬だけど、守るのはたくさんの努力がいる。その努力で、今日も笑顔でいられる。
時間は、地球の呼吸。時間は、大きな力で動いている。時間に追われて、イライラしてしまうのは、かなっていない。
自分以外の場所も、自分の場所。いつもキレイ、エコに。
船の楽しさは、厳しいほどの真剣さに守られている。
仕事は、人生の時間。別々のものではない。だったら、楽しい方がいい。
でも、それはめっちゃ真剣だということ。
大切にする。物を、出会いを。大切にされた人は、大切にするようになる。
自分の大切を仕事にする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本と世界をつなぐ大きなコンテナ船「オルフェウス」。そこで働く人々のことを知ることで、いろいろな大切なことを知り、考える本。コミュニケーションはやっぱり大事。さくっと読みやすい本でした。
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あなたにとって「仕事」って何?
仕事をする上で、生きる上で大事なことって何?
子供向けの本ではあるけれど、大人が読んでもいろいろ考えさせられる。
船の上というとすごく特殊な場所のように思えるけれど、船で仕事をする上で大事にされていることは、実は私たちが普段生活している場所で大事にされていることと全く同じ。
コミュニケーション、チームワーク……聞き慣れすぎているようなワードだけど、とても大切なもの。
仕事に慣れてしまうと当たり前すぎて忘れてしまうようなことを、改めて思い出させてくれる本だった。 -
働くってどういうこと?生きるってどういうこと?大海原にポツンと浮かぶ船は、地球や、また、人間の社会の縮図でもある。船について知ることで、大切なものが見えてくる。
写真も多く、船好きの人にもオススメ。 -
良書です。周囲を海で囲まれたわが国の国民生活・経済活動を行うためには、船舶による物流が必須です。重要な輸送路を支えているのは、専門的な知識・経験を持った船乗りたちである事は言うまでもありません。実際にコンテナ船に乗船し、取材した船乗りたち、そして船乗りを支える仕組み、人を通じて「たいせつなことは船がおしえてくれる」と表現しました。船の世界は、地球の縮図も言える。閉じた世界で、様々な国・考え方の乗組員と乗り合わせ、働き生活する。限られた資源を有効活用し、必要なものは自ら作り出します。リーダーを中心に、一等航海士はキャプテンを支え、二等航海士は一等航海士を支えるといった秩序の元、円滑に航海を行ない目的を達成します。
船乗りの世界は厳しい職場だと思います。でも、宇宙船地球丸の乗組員として必要な事を身につける事ができる、とても良い職場だとも思います。
未来に向けて生きていく小中学生や、その親御さんにはぜひ読んで欲しい本だと思いました。