- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323073224
作品紹介・あらすじ
ハッピー・ポーズには保護動物が沢山いる。中でも五番犬舎の犬たちは変わり者だらけだ。ラルフと仲間達は、ささやかな夢を見ながらそれなりに楽しく過ごしていたが、ある時、殺処分される危機に! ラルフに幸せは訪れるの?
感想・レビュー・書評
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もらわれていく見込みの少ないと思われる訳ありの犬たちの集まる5番犬舎。幸せな結末でこのあたりは児童文学ですね。
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保護施設にいる犬たちの話
犬目線でストーリーが進む
読みやすい文体 -
“ハッピーポーズ”には保護された犬がたくさんいる。なかでも五番犬舎は変わり者ばかり。ラルフとその仲間の運命は?
(カウンター担当/アメリ) -
様々な事情により飼い主が飼い続けられなくなった犬を引き取り、世話をしながら新しい飼い主を探す動物愛護センター『ハッピー・ポーズ』には、すぐに引き取られていく犬もいれば、何年もいる犬もいる。
五番犬舎には、そんな「見こみなし」の犬ばかりが集められていて、主人公のラルフもその1匹。
それでもいつかは新しい家に帰れると夢見ている犬たちと、そこで働くスタッフたちのお話。
多少の波乱万丈もありつつ(その犬たちがハッピー・ポーズに預けられた理由はかなりの波乱万丈だけれど)、最終的にハッピーエンドなので、後味悪くなく読めます。
ただ、最初誰の一人称なのか分からなくて、戸惑った。
そこで働くスタッフなのかと思いきや、犬のラルフだったんだけれど。
しかも、何の前置きもなく、ミッチとかベシーとか名前が出て来るんだけれど、それが、巻頭の登場人物紹介みたいなページに出てないから、誰が誰なのか混乱した。 -
ぼくたちの夢はきっとかなえられる!
「青空の下でかけまわりたい」
「猫と追いかけっこしたい」
「暖炉のそばで寝そべりたい」
さて、本当に帰られるのでしょうか…
ハッピー・ポーズには保護された動物たちがたくさんいます‼
私は、特にボーダーコリーのベシーが大好き‼
犬に優しくて、とっても可愛いんです‼
どうしてみんな引き取らないのか不思議なくらい‼
ぜひ、読んでみてくださいね! -
保護施設ハッピーポーズには里親になってくれる人を待つたくさんの犬たちがいた。5番犬舎の犬たちは引き取り手のない問題児ばかり。でも担当者のベッキーは優しいし、仲間たちは互いに理解しあっていたから、犬たちはつらいとは感じていなかった。ところが、「殺処分禁止」の方針が変わることになって…。
壮大なファンタジーを書くマクニッシュが、これほど身近で心温まる物語をかくなんて、びっくりです。みんなが幸せになるお話でした。