ねこまつりの しょうたいじょう

著者 :
  • 金の星社
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本棚登録 : 114
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323073729

作品紹介・あらすじ

小学5年生の耕太がアイスを食べていると、棒に「ネコマツリ ゴショウタイ」と書かれた文字を発見する。早速山に向かうと、祭の開催には3つの供物が必要と言われる。耕太は指導役のねこ・タマジロウと共に、供物集めを始める。

感想・レビュー・書評

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  • 小学5年生の耕太がアイスを食べていると、棒に「ネコマツリ ゴショウタイ」と書かれた文字を発見する。早速山に向かうと、祭の開催には3つの供物が必要と言われる。耕太は指導役のねこ・タマジロウと共に、供物集めを始める。

  • 面白そうな題名だった事とねこが好きだったのでこの本を借りました読んでいくうちにコウタがうらやましかったです僕にも招待状が当たるといいなと思いました。

  • わたしもねこまつりにしょうたいされたい!

  •  耕太が食べたアイスの棒に「アタリ」の文字があった。
    でもよく見ると、そのあとに小さな文字で「ネコゾク ネコマツリ ゴショウタイ」と書いてあった。
     耕太は気になって、書かれていた場所に行ってみると、小さなやせたおばあさんに会った。そしておばあさんの家の裏庭で見たものは、2百匹もいるだろう猫の集団だった。
     耕太は、しゃべる猫に仕切られて「ねこまつり」の手伝いをすることになってしまった。

  • 夏休みもあと3日。
    耕太がお使いの帰りに買ったアイスのあたり棒をよく見ると「ネコゾク ネコマツリ ゴショウタイ」の文字が。
    飼い猫でもなく、ノラネコでもなく、人間と対等なネコゾクのお祭りを開くには、人間が協力して、ご神木のてっぺんの枝、きれいな川の魚、この土地の土で出来たさかずきをお供えしなければならない。
    耕太はネコゾクのタマジロウとミャーキチと力を合わせてお供えものを探すのだった。

    「かあちゃん取扱説明書」の作者だけあってお母さんの描写があるあるすぎる。
    身近なところで3つのものを集めるというのはちょうどいい長さ。

    「ウィンウィン」という言葉が登場するとは…。
    と思ったら16年9月の本だったので割と最近の本だった。

    ねこの主に気に入られた耕太はアイス屋を継いだりするのだろうか…。
    猫の言葉が分かるようになるなんてうらやましい。

  • アイスの棒にネコマツリの招待状。訪れると指導役のタマジロウと一緒に、祭りに用いるみっつの供物を用意しなければならないと言われる。野良や飼い猫とは違うというプライドを持った設定のねこぞくが面白い。

  • 小3の耕太。アイスの棒に「アタリ ネコマツリ ゴショウタイ」と小さく書かれているのを発見。「ネコマツリ」っていったい何?山に向かった耕太を待っていたのは「ねこぞく」。ねこぞくに頼まれ、お祭りのために3つの供物を集めることになった耕太。耕太は無事、お祭りに参加できるのでしょうか…。

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『糸子の体重計』で日本児童文学者協会新人賞(2013年)、『空へ』で日本児童文芸家協会賞(2015年)、『羊の告解』でうつのみやこども賞(2019年)『朔と新』で野間児童文芸賞(2020年)、『きみひろくん』でひろすけ童話賞(2021年)、『あしたの幸福』で河合隼雄物語賞(2022年)、『つくしちゃんとおねえちゃん』で産経児童出版文化賞(2022年)を受賞。そのほか、『かあちゃん取扱説明書』『二日月』『チキン!』『カーネーション』『ぼくんちのねこのはなし』『よそんちの子』など、話題作を多数発表している。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人。

「2022年 『バンピー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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