- Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323074788
感想・レビュー・書評
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話すのがちょっと苦手なみおのクラスにゆうやくんが転校してきた。ゆうやくんはおはなしやさんを始めるらしい。来てねって言われたから行かなきゃなぁ。でも知らない子が沢山いる場所には行きたくないし…。あ、でもゆうやくんのおはなしやさん、皆に飽きた、しつこいって言われてる。どうしよう?行くべき?
ゆうやくんがおはなしやさんを開いた理由や、みおが恥ずかしいけど一歩踏み出す様子が武田美穂さんの挿絵に誘われてページとともに進んで、心にしみて行きます。予想外の展開ではないけど、低学年で少し長い話に移行するとき、心を寄り添わせながら読む本(すみれちゃん単元)として優良。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゆうやくんが心強くて、お話がでたらめでもみんなが喜んでくれるお話し。お母さんがぼくを見て笑ってくれるように、もっと上手に楽しいおはなしができるようになりたいな!ていってるところがすごいなあとおもいました。
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「かわら公園の夕やけ広場でおはなしやさんをはじめるよ。みんな来てね!」ってみんなを誘う、転校生ゆうやくん。みんなはじめはおもしろがって広場に行っていたけれど、そのうち「もうあきたよ、へんてこなおみせごっこ」「あいつの話、でたらめだし」とまわりは言い出した。みおは気になりつつ一度もおはなしやに行ったことはなかったが、勇気を出していってみた。するとゆうやくんが、お客さんはいなくても、今日もはりきっておはなしやさんを開いている。
内気なみおと、おしゃべりが上手なゆうやくん。
ふたりのやりとりが良い。
とくに事件や出来事があるわけではないけれど、
みおはゆうやくんと出会って、ゆうやくんはみおに出会ってよかったなぁと思った。優しい話。
本よりメモ:
「ゆうやくんのいったこと、びっくりだ。おかあさんのこと。それから、「もっとじょうずに楽しいおはなしができるようになりたいなぁ」って言ったこと。
あんなにおしゃべり上手なのに、みおと同じこと思っていたなんて・・。」
「ゆうやくん。ゆうやくん、あのね。はなしたいこと、いっぱい あるよ。」 -
おはなしやさんがこの街にあったら、どんな話か気になるので行ってみたい。
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来てくださいってしつこいと来てくれないと思う。