- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784324095096
感想・レビュー・書評
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地域活動を行うことは、自治体職員としては当たり前という意識がある人が一定数いる。
一方で、職務専念義務、公平性の観点から誤解をしている人もいる。
職務としてではなく、自主的な活動として地域活動を行うことの大切さを説いている。
自治体職員の8割は自分の自治体に住んでいる。
自治体職員の強みは
法務能力は専門性。
事務能力も専門性。
広く集まる情報。行政内部の人脈。公務員という信用。
生活の基盤が揺らがない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
資料ID: W0170470
請求記号: 318.3||I 54
配架場所:本館2F手動式書架 -
地方公務員の地域活動への参加を勧めています。
地域活動に積極的に関わっている人も多い反面、特定の団体との関係を持つことに対する不安などもあると思いますが、ここでは、実際に地域活動に関わる地方公務員の声を紹介しながら、意義や公務員だからこそ役立てる能力・スキルを挙げ、必要性を説明しています。
公務員に限ったことではなく、地域活動への参加が求められる中、それぞれの立場で、その経験や能力を活かしていくことがますます重要になります。
公務員として活用できる能力は何か、どうすれば地域に貢献できるのか、考えさせられる一冊でした。
・公務員が地域活動に参加する意義
①職員の能力の向上(住民とのコミュニケーション能力、組織運営能力)、職員の意識の変革、行政様式の変容などを通じて、自治体の組織力が向上し、住民サービスの向上につながる
②地域活性化運動の活発化を助ける
③地域活動団体の行政職員との間の相互理解や信頼関係が深まることにより、市民協働の推進につながる
④生きがいの再発見
・地域公務員
①地域に密着した生活を送っている
②地域の人たちとのつながりを積極的に持っている、又は持とうとしている
③「住民のひとり」として(仕事を離れて)生き生きと地域で活動している
・自治体職員の能力・スキル
・文書作成能力、役所内外の人脈や交渉調整能力といった対人関係にかかわる能力
・法務能力、事業の進捗管理能力
・「地域に飛び出す公務員ネットワーク」ML加入者の主な意見
・自治体職員だからという意識を持たず、地域の一員として無理のない範囲で活動しよう
・あくまで「一市民」として!肩の力を抜いて難しいことを考えずに参加を
・「公務員だから」ということではなく、「一人の人間」として多くの人とつながりを持つことは今後の人生において大いに刺激になることを念頭に行動している
・職場外の人間関係を醸成することで自分の業務に深みや広がりが出てきた
<この本から得られた気づきとアクション>
・地域活動への関与の度合は、その地域独特の特色があると思う。そういう活動が積極的な地域ならば、仕事や年齢などにとらわれず、どんどん参加すべき。
・どういう能力が求められるのか。常に考え、行動したい。
<目次>
第1章 「地域公務員」の意義と課題
第2章 わたしたち「地域公務員」です!
第3章 「地域公務員」になろう!(「地域公務員」のすすめ
第4章 地域活動等ができる環境づくり(環境づくりの重要性
資料編