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- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784326098347
作品紹介・あらすじ
従来の図書館経営論の枠組みを再構築。「文化・知的情報資源の経営」への道筋を示しながら、新たな公共図書館像を探る。
感想・レビュー・書評
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内容紹介
《図書館をめぐる状況が大きく変化する中で、これからの公共図書館が果たしうる新たな役割とは何か。前・千代田図書館長による、知識の運用・管理のための経営論。》
《情報資源の電子化の進展や、通信ネットワークの発達という情報環境の変化により、図書館は資料だけでなく、情報や知識そのものを扱う必要が出てくるなど、その役割と機能は根本的に見直しを迫られている。本書は、近年の図書館経営をめぐる理論と実践の到達点とその限界を論じ、これからの図書館経営の可能性と新しい方向性を示す。》
[関連書] 田村俊作・小川俊彦編 『公共図書館の論点整理』 (勁草書房刊)
p.1 【図書館本来の目的とは何か。対象を公共図書館に絞ると、それは、図書館が集め、組織化し、保存してきた社会的な「知」を最大限利用可能にし、かつそれを最小限のコストですべての人に提供出来る仕組を保証する事、さらに、それが一時的利用にとどまらず、長期的利用を公共的に保証する事にある。ここで重要なことは、それが個人や集団の善意や熱意によるのではなく、図書館という社会的制度を通じて保証していく事にある。】
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