自民党政権の予算編成 (ポリティカル・サイエンス・クラシックス 6)
- 勁草書房 (2014年12月19日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784326302352
作品紹介・あらすじ
日本の予算編成をめぐる政治を解き明かした古典が、新たな訳でついに刊行! 官僚や政治家へのインタビューなどを素材に、だれがどのような観点に立って予算編成に参画しているのか、丁寧に分析する。いまも日本の政治を制し、民主党の事業仕分けさえ支配した「予算の優位」の原理を活写する、日本政治の必読文献。
感想・レビュー・書評
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代議士の誕生並に有名な海外の研究家による日本政治分析。本作はアメリカ行政学の知見を下に日本における予算編成の政治過程を分析する。
日本においてもインクリメンタリズム(漸増主義)は確認できる一方で、自民党が60年代後半には大蔵省に対して優位に立ちつつあると指摘しており、旧来の日本研究の官僚優位論への批判に成功している。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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