「社会の決まり」はどのように決まるか (フロンティア実験社会科学 6)

著者 :
  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326349166

作品紹介・あらすじ

法律のような明文化されたルールから、暗黙裡に共有される「?すべき」という信念に至るまでの様々な社会規範は、重要な文化的装置であると同時に、動物とヒトの社会を区別する上で最も重要な鍵でもある。社会規範の成立と維持を支える人間の特性について、生物学者と社会科学者が、分野を超えた研究連携の具体的な展開を示す。

感想・レビュー・書評

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  • まさに知りたかったことがタイトルにあったので購入。さまざまな研究結果が並び示唆に富んでいたが、「で、結局どうすればいいのか」の記載は無い(私が求めていた「守られる決まりに内包される構成要素」もまとめられていない)辺り、心理学の本あるある感。これも心理学の本あるあるだが、各章ごとに筆者が異なり、それらを纏める作業が「はじめに」くらいでしかなされていないため、結局本全体としては何が言えたのか、というところがはっきりしていなかった。正直、少し期待はずれ。

  • ゲーム理論+実験。亀田先生の編著本は安心して読める。「社会の決まり」の決まり方について、ゲーム理論と経済実験・シミュレーションにより分析。

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著者プロフィール

北海道大学教授

「2010年 『複雑さに挑む社会心理学 改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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