国家とは何か、或いは人間について: 怒りと記憶の憲法学

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  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326451241

作品紹介・あらすじ

『人権という幻』から10年。幻の原風景を描いた先には、その実現へと向かう人々がいた。「釜ヶ崎20年」という時間の結晶へ――。

対話が継続される社会的地位としての市民権こそ人権だという「幻」を前作では見た。その幻はイメージとなって人々の心に刻まれ、行動へと向かわせていく。幻の原風景から出立し、本作では「個人的記憶のなかに想起しつづける集合的記憶」を鍵に、幻の実現に焦点をあわせて新たな光を紡ぎ出す。互いに保障しあう場に存在する権利とは?

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:323.01A/E59k//K

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著者プロフィール

遠藤 比呂通(えんどう ひろみち) 
1960年山梨県生まれ。東京大学法学部卒業後、東京大学法学部助手、東北大学法学部助教授(憲法講座)を経て、1997年弁護士登録。1998年4月西成法律事務所開設。単著に『自由とは何か――法律学における自由論の系譜』(日本評論社、1993)、『市民と憲法訴訟――Constitution as a Sword』(信山社、2007)、『不平等の謎――憲法のテオリアとプラクシス』(法律文化社、2010)、『人権という幻――対話と尊厳の憲法学』(勁草書房、2011)、『希望への権利――釜ヶ崎で憲法を生きる』(岩波書店、2014)、共著に『[改訂]ホーンブック憲法』(樋口陽一編、北樹出版、2001)、『沈黙する人権』(石崎学・遠藤比呂通編、法律文化社、2012)、『学問/政治/憲法――連環と緊張』(石川健治編、岩波書店、2014)、『ヘイト・スピーチの法的研究』(金尚均編著、法律文化社、2014)など。

「2021年 『国家とは何か、或いは人間について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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