民法案内 7 (7) 債権総論 上

  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326498338

作品紹介・あらすじ

軽妙な語り口で民法の奥行きを平明に説く。民法現代用語化に対応。

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズの他の巻に同じく、自分にとっては法的・論理的思考能力と集中力を常にフルに駆使しないと理解が全く追いつかない難易度(笑)。逆に言えば、今回もそういった思考能力を磨くことができる良い勉強素材だった。他の巻に比べると、実務でも見かける論点が多くあり、自分なりに具体的なシーンを思い浮かべ悩みながらも楽しく読めた。特に不法行為と債務不履行による損害賠償の考え方は実務でもよく問題になるので、折を見て読み直したいと思う。

  • 債権総論の債権の目的から債務不履行までについて。具体例が豊富で理解が進む。川井先生により我妻先生が書かれたころ以降の法改正・判例の流れの補訂が丁寧にされており、安心して読める。債権の種類について、最も債権らしい債権として金銭債権と物権に近い債権として賃借権を両極にして説明する部分は、この本がオリジナルらしい。そのために多少分厚くなっています。

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著者プロフィール

我妻 榮(わがつま さかえ)
明治30年米沢市に生まれる。大正9年東京帝国大学卒業,東京大学教授,東京大学名誉教授,法務省特別顧問。昭和48年10月逝去。

「2022年 『民法2 債権法 第4版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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