社会制作の方法: 社会は社会を創る、でもいかにして?

著者 :
  • 勁草書房
3.33
  • (2)
  • (0)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 86
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326654154

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 社会学の存立する土台について、考察していく評論集

    現実との関わりはほとんどなく、理論に始まり理論に終わるので、大学院で社会学を専門的に学んでいる人以外には、何の役にも立たない。
    もとい、社会学自体が日本を除いて、世界的に廃れている理由が分かった気がする。

    あとがきにあるように、現在の社会学の学生は理論だけでなく、フィールド、統計を学ぶという。

    聡明な著者なら、もちろん気付いていることだと思うが、社会学的な方法は、社会学といったふわふわした学問ではなく、それぞれの分野の専門家が使えば良いだけのこと。

    役に立たないものは廃れる。
    ゆるふわ系の日本でもいずれは死にゆく学問だと思いました。

  • ふむ

  • 東2法経図・6F開架 361A/Ki62s//K

  • 著者:北田暁大

    予価:2,700円+税
    出版年月日:2018/08/31
    ISBN:9784326654154
    版型:4-6 350ページ


    社会学の重要課題であった「社会秩序はいかにして可能か」という問いは二つの方向に分かれていった。秩序の成り立ちをめぐる精緻な分析はhowの問いに還元され、秩序のwhatを問う分析は他分野に委ねられた。しかし、本来はwhatとhowの切り分け難さこそが社会学の根底にある。本書は理論的な構想力からたどり着きうる秩序の条件を描き出す。
    http://www.keisoshobo.co.jp/smp/book/b372624.html

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

東京大学教授

「2022年 『実況中継・社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北田暁大の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×