人を惹きつける「ことば戦略」 ことばのスイッチを切り替えろ!

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  • 研究社
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784327377250

作品紹介・あらすじ

テレビ番組の司会者や政治家のことば、小説、手紙、広告などを例に、人の心を惹きつけ、共感を呼びおこすことばの使い方とはどういうものかを、コード・スイッチングという新しい視点から考える。

感想・レビュー・書評

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  • 「言葉」は偉大である。いくら事実や仮定を連結させて構築させる論理でも、たった一つの「言葉」だけで覆されることさえある。これは口から出てくる言葉だけではなく、文章からにも表れるという。色々な本を読んでいる私にも附に落ちる。
    本書はテレビ、有名人問わずの「ことば戦略」を紹介している。あなたにぴったりの「ことば戦略」がここにあり、と言える一冊である。

  • 人の心をとらえる話し方について、
    言語学的視点からの考察がなされている。
    コードスイッチングとは、話し方の切り替えか?

    同じ内容を話すにしても、
    相手に伝わる人と、そうでない人がいる。
    その違いは、いかに相手に自分を身近に感じてもらえるか。
    物理的な距離ではなく、心の距離が問題。
    そのためには、情報を伝えることだけにとらわれず、
    自分の経験、気持ちを交えて、
    聞き手が何を聞きたいのかを意識しながら話すこと。
    動的に、話し方を切り替えて。

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著者プロフィール

ユタ大学言語文学部教授。著書・論文 『社会言語学入門』(研究社出版、2009)、『選挙演説の言語学』(ミネルバ書房、2010)、「スキーリフトに乗り合わせた北米の初対面の人たちは、どのように会話をするのか―スモールトークの談話分析」『スキー研究』12-1(2015)

「2016年 『SP盤演説レコードがひらく日本語研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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