名文で養う英語精読力 Cultivating the ability to read English correctly by parsing choice passages from modern classics

著者 :
制作 : 森永 弘司(企画・編集協力) 
  • 研究社
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  • Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784327421793

作品紹介・あらすじ

このテキストは、ここ100年くらいの間に書かれた古典的な小説・エッセイ・論文から精選した英文を材料にして、parsingの訓練を繰り返すことによって、英文を正しく読む力を養成するものです。

感想・レビュー・書評

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  • 筑波大学の授業科目「英語基礎」の教科書。
    英文学の初心者向け問題集。

    見開きの1ページに英文が、もう1ページに読解・文法問題がまとめられている形式の問題集。文章が英文学の作品から抜粋されているのが特徴。有名な作品がけっこうそろっているので、少しずつでも多くの作品に触れたい人に適している。
    ただ、文学に興味ない人や理系の人で、単に教養として英語を勉強する場合には不向きである。正直わかりにくいだけで、一生関わることの無さそうな英文を教養(強要?)として勉強する意味を見出せない。生徒用には解答・解説がないので注意。粋な英文をセンスある日本語訳するべし、と冒頭に書いてあるが、模範解答・訳が無いのでそれもわからない。

    目次
    1.George Orwell「Animal Farm」
    2.Elisabeth Kubler-Ross「On Death and Dying」
    3.O. Henry「A Retrieved Reformation」
    4.George Gissing「The Private Papers of Henry Ryecroft」
    5.Ernest Hemingway「The Old Man and The Sea」
    6.Rachel Carson「Silent Spring」
    7.William Wilkie Collins「The Family Secret」
    8.Henry David Thoreau「Walden」
    9.Somerset Maugham「The Summing Up/A Writer's Notebook」
    10.Arthur Waley「The Tale of Genji」
    11.William Henry Davies「The Autobiography of a Super-Tramp」
    12.Winston Churchill「My Early Life」
    13.William James「The Varieties of Religious Experience」
    14.Robert Lynd「Afternoon Tea」

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著者プロフィール

東京大学法学部卒。駿台予備学校などにおいて、Frame of Reference(英語構文を考えるための判断枠組み)という独自のメソッドを用いて高校生・大学受験生・大学生・社会人を指導し成功を収め、各方面から高い評価を受ける。大ロングセラーとなっている『英語リーディング教本』(研究社)をはじめとする一連の著書も、高校生から社会人まで幅広く読者を獲得して版を重ねる。独自のメソッドを集大成したCDブック『英語構文のエッセンス Stage1, 2, 3』(メープルファーム出版部・FAX 047-382-1342(平日10:00~17:00)/  http://minai-yoshiro.com/)も好評を博す。

「2014年 『<全2巻> 英語リーディング教本&英語リーディング教本 ドリル セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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