鉄道利用の最新防犯知識ー「景色解読力」を身につけて危険回避 (交通新聞社新書 177)

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  • 交通新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784330011240

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  • 女性用トイレが消えていく信じられない時代。トイレで起きてきた残虐な事件をじぶんごととして捉えないひとたちの認識のために、子どもや女性の安全が軽視されている。安全なトイレ、危険なトイレを解説されていた小宮信夫さんのネット記事にて“犯罪機会論”を知った。主に犯罪機会論そして景色読解力についての記述がほとんどで、鉄道についての記述はそれほど多くない。しかし、理不尽な社会を生き抜く手助けのひとつにはなりそうだ。犯罪が起きやすい場所を瞬時に見分けることはすぐには難しいかもしれない。それでも傍観者ではいたくないのだ。
    (また、176ページの“原則に例外で反論するのはルール違反だ”のあたり、「それな!」としか言いようがなかった。)

  • 題名では鉄道の話だったが、思わぬ誤算で犯罪学のことを学ぶことができた。また、日本人の特性についても改めて認識することができ、とても参考になった。
    今の時代本当に何があるかわからない。しっかりと自分や家族のことを守るよう、周囲に気を配り、ディフェンシブな生き方も考えていかなければいけないと思う。

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著者プロフィール

立正大学文学部社会学科教授(社会学博士)。ケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科修了。法務省、国連アジア極東犯罪防止研修所などを経て現職。専攻は犯罪学。地域安全マップの考案者であり、現在、警察庁「持続可能な安全・安心まちづくりの推進方策に係る調査研究会」座長を務めるほか、全国の自治体や教育委員会などに防犯のアドバイスを行っている。

「2015年 『見てすぐわかる犯罪地図 なぜ「あの場所」は犯罪を引き寄せるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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