- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784330030210
作品紹介・あらすじ
月刊『散歩の達人』で2016年11月号から2021年4月号まで連載された
「東京商店夫婦」が単行本になりました。
東京でさまざまな商売を営む40組の夫婦の“暮らしと商い”を取材、
書き下ろしエッセイも収録してお届けします。
夫婦が商いを共にし、その形がいつしか街の日常風景となっていく。
一見、旧態依然とした商売のあり方だが、実際のところ、どのようなものなのだろうか。
魅力的な店を商う夫婦への インタビューから浮かび上がるのは、 ステレオタイプな人生や、‟ふつう”の生活なんて、 どこにも存在しないこと。
さまざまなパートナーシップや生活の形が模索されるこの時代に、 40 組の夫婦のリアルな言葉は何かのヒントになるにかもしれません。
感想・レビュー・書評
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「もとは他人、の暮らしと商い」
という表紙の言葉そのままに。
なんらかのお商売を営む
ご夫婦へのインタビュー集です。
この本の著者もライターとカメラマンの
自営業夫婦でいらっしゃる。
そんなふたりの目を通した取材文も写真も
やさしいフィルターがかかったかのよう。
いい客になりたいと思うのだ。
誠実な仕事をしている人に対して、
どんな時でも「ありがとう」と
素直に言える客になりたい。
(P115より)
ええ、本当に。
そして、そう思ってもらえるよう
誠実に仕事をして、この本のみなさんのように
味わいある顔をした仕事人になりたいなぁ。 -
「もとは他人、の暮らしと商い」。夫婦で営む商店を追った、これも夫婦で文と写真、小商店主の丹念な取材による力作。
チェーン店や大規模物販店にも負けない魅力の小商店。それを営む夫婦の記録。
人それぞれに歴史がある。何十年にも渡って店を続けてきた夫婦、それぞれの顔に年輪、深い味がある。文と写真な絶妙なコロボ。そうこの作品も夫婦による合作なのだ。
近所にある小商店を大切にしていきたい。
ほのぼのする一冊。 -
女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000054120