知ってたのしい! 鉄道の信号 (交通新聞社新書 165)

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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784330056227

作品紹介・あらすじ

鉄道信号のうごきや仕組みを知ると、鉄道が安全な乗り物であることへの理解が深まるだけでなく、趣味的な興味も広がります。好評だった『鉄道ダイヤ情報』の特集(2021年7月号/信号大集合)を新書化。月刊誌に掲載できなかった雑学を多くとり入れながら、さまざまな信号機の種類や信号システムを紹介します。鉄道信号の基本的な知識をまとめた一冊です

感想・レビュー・書評

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  • 鉄道特有の閉塞区間に果たす色灯式信号のことがよく分かった。小学生の頃に鉄道本で知ったATS地上子を線路で見た時には感動した。そのATSが、やがてATCから自動運転に発展したのも納得。しかし、鉄道運転士に憧れていた自分として、また、技術の継承と安全輸送という面からも運転士はいてほしい。第3章の事例紹介の中でも、北条鉄道のICカード方式と、中央線三鷹・東京間の信号機を車窓から追う記述が興味深かった。第4章の無線を活用した移動閉塞システムは、5Gの活用によって劇的に普及するのではないだろうか。

  •  特に知っても面白くないっす。
     電力と違って信号はクソ細かいのでやりたくないっす。

     てなわけで、ざっと最新の信号装置が分かるよ、という本。
     やっぱりICカードで閉そく作っても良いじゃんねと思う。

     ワタシが初期段階から開発に関わった無線式踏切が1.5ページだけ記載されてました。
     走行試験終わってから関わりないけど、現状どうなってるんだろうなぁ。。。

  • 腕木信号から最近の自動運転に至る信号システムについて解説されています。特に中央線快速の三鷹~東京の信号情報もあり、一度読んだ後に再度YouTubeの前面展望を見ながら読むと更に理解が深まります。もっと早くに自動運転化され運転手がいらなくなるかと思いきやまだ時間がかかっています。今後どのように進化して行くのか気になります。

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著者プロフィール

1965年大阪府生まれ。大阪大学文学部卒。『ぴあ』編集部などを経て、1997年よりフリーのライター。著書に、『ツウになる!鉄道の教本』(秀和システム)、『JR私鉄全線 地図でよくわかる 鉄道大百科』(共著・JTBパブリッシング)、『まるまる大阪環状線めぐり』(共著・交通新聞社)、『きっぷのルール ハンドブック 増補改訂版』(実業之日本社)など。

「2020年 『旅は途中下車から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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