秘境駅への旅 (交通新聞社新書 173)

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  • 交通新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784330061238

作品紹介・あらすじ

人里から離れすぎている駅、本数が少ないためなかなかたどり着けない駅、かつては賑わっていたのに過疎化で乗降者数が減った駅…一言で秘境駅といってもその成り立ちは様々。「秘境駅」と呼ばれる駅はなぜ「秘境駅」になってしまったのか? 駅の周囲を歩きながら「秘境駅が秘境駅である理由」を探します。

感想・レビュー・書評

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  • <目次>
    序章   そもそも秘境駅とは何か
    第1章  秘境中の秘境駅を訪ねる
    第2章  特徴ある秘境駅を訪ねる
    第3章  観光地化する秘境駅を訪ねる
    第4章  <対談>秘境駅ランキング生みの親・牛山隆信X著者・吉永陽一
    第5章  今後の秘境駅はどうなる

    <内容>
    「空鉄」を自称する著者が、秘境駅を深掘りする本。けっこう真面目に秘境駅を考えている本なので、安直に秘境駅を訪ねるつもりの人は読んだ方がいい。例えばすでに観光地化している『室蘭本線・小幌駅』。地元も厳冬期は週3回の除雪、月2回のメンテナンスをしている話など、単なる秘境駅、と思っている人には想像もつかないだろう.また単なる観光地化を考えて、「秘境駅せんべい」を考える人もしかりだ。

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著者プロフィール

1977年東京生まれ。2002年に大阪芸術大学写真学科を卒業後、都市模型製作の仕事を経て、航空写真撮影会社に就職。セスナ機で上から都市景観を撮影するカメラマンとしてキャリアを積む。少年時代からの鉄道ファンで、空からの鉄道風景を撮影する新ジャンルにチャレンジし、2012年10月『空鉄―鉄道鳥瞰物語―』(講談社)にまとめ「空鉄ブーム」を起こす。『鉄道ジャーナル』『鉄道の旅』『週刊現代』などで作品を発表している。

「2013年 『もっと 空鉄 ―鳥瞰鉄道探訪記―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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