「座る」鉄道のサービス - 座席から見る鉄道の進化 (交通新聞社新書060)

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  • 交通新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784330419138

作品紹介・あらすじ

日本初の鉄道開業から140年余。その歴史は、鉄道会社の盛衰、路線敷設、車両やシステム開発等、さまざまな視点から語られているが、本書では、列車に乗る際に乗客にとって最大の関心事である、「座る」という点に着目。指定席の予約やシートの進化、車内設備の発達など、座席にまつわるトピックスをいろいろな角度から検証。著者の豊富な鉄道知識に乗車体験録を織り交ぜながら、黎明期から現在までの「座席」鉄道史を、懐かしい写真とともに紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 鉄道

  • 鉄道において座席提供の歴史など。
    こんな座席があったのか、ボックス席はこう使われることがあったのか、と、今に至る座席史がわかります。

  • 指定席制度の成り立ちやその運用がよく分かる。同時に椅子の構造なども。「切り口」の上手な一冊。

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著者プロフィール

佐藤 正樹(サトウ マサキ)
1950年、愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科修士課程修了。広島大学名誉教授。博士(文学)。ドイツ文学・文化史。訳書に、ビルクナー編『ある子殺しの女の記録』(人文書院)、ファン・デュルメン『近世の文化と日常生活』(全3巻、鳥影社)、コンゼンツィウス編『大選帝侯軍医にして王室理髪師ヨーハン・ディーツ親方自伝』(白水社)、ボラージオ『死ぬとはどのようなことか』(みすず書房)、ブローム『あるヴァイオリンの旅路』(法政大学出版局)など、共訳書に、ビルショフスキ『ゲーテ』(岩波書店)、マン『日記』(紀伊國屋書店)、デッカー『教皇と魔女』(法政大学出版局)、フロイント『冒険のバロック』(同)などがある。

「2024年 『縫い目のほつれた世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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