電車たちの「第二の人生」 - 活躍し続ける車両とその事情 (交通新聞社新書126)
- 交通新聞社 (2018年10月15日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784330918181
作品紹介・あらすじ
もうとっくに引退……と思っていたら、富士急行や長野電鉄、富山地方鉄道、熊本電鉄など全国各地で、小田急、東急、西武、東京メトロなどのあの懐かしい電車たちが「第二の人生」を送っている。こうした元大手民鉄などの電車はどうやって譲渡されているのか? 地方のローカル私鉄はどうやって探しているのか? 人気の車種は? 維持のための苦労は? 値段はどれくらい?……。そういった電車たちのあれこれと、“再就職”先となった鉄道会社、いまも健気に走り続ける「名車」たちの今を紹介。
感想・レビュー・書評
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#884「電車たちの「第二の人生」」
第一線を退いた車両が、他社で活躍するのを紹介する記事は多くありますが、いかにも梅原淳さんらしい、誠実な筆致で書かれた一冊であります。特に日本の鉄道創業期に登場した蒸気機関車1号~10号までの消息を辿る部分は、律義さがにじみ出てゐます。
個人的には、かつて東急⇒名鉄に譲渡された3880系電車が思い出深い。当時二扉クロスシート王国だつた名鉄が、混雑緩和の為に急遽導入したのがそれであります。三扉も珍しかつたが、名鉄では異例の三両固定組成も目を引きました。6000系の登場で活躍期間は短かつたですが......詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「鉄道ジャーナル」の特集の方が内容が濃かった。残念。
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なかなか詳しいです。
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