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- Amazon.co.jp ・本 (491ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331059456
作品紹介・あらすじ
永禄13(1570)年、伊豆大島から島抜けした弥五郎が、剣術修行の道を歩み、伊藤一刀斎と名乗るまでの姿を描く。一刀流開祖誕生の秘密を描く気迫に満ちた傑作。
感想・レビュー・書評
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主人公の成長と共に物語が進んで行く単純な剣豪小説ではなく、地に足がついた世界観があって良い。それでいて小難しくもなく、さくさく読めニヤリともさせてくれる。面白い。
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〈図書館本〉一刀流剣術の祖伊藤一刀斎の若かりし弥五郎からの成長が描かれている。ページ数は厚いが読みやすいのでサクサクと読めた。著者は剣道の達人のようなので立会いのシーンもおもしろい。大島を飛び出し、三嶋大社・小田原で剣を磨き、武者修行の旅へ。謎の多い人物なので多くはフィクションなのだろうが生い立ちは興味深い。そして鐘捲自斎や富田勢源などの剣豪や幼少の小次郎も登場するので剣豪ファンにはたまらない。絶妙剣、金翅鳥王剣、独妙剣などの極意が載るだけでニヤリとしてしまう。
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