- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331059586
作品紹介・あらすじ
幼いころ交通事故で両親と兄を亡くした過去を持つ美樹は、同じく両親を亡くしたナオキとともに"誰かになにかを伝えたい人"のための『伝え屋』を営んでいる。ある日、10年間会っていない娘に「結婚おめでとう」を伝えたいという男性が依頼にやってくるのだが…。大事な人に思いを伝えることの大切さに気づける愛と感動のストーリー。
感想・レビュー・書評
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荒川祐二 『伝え屋』
本人に代わって相手に告白や御礼等を伝える仕事屋にやって来る人々のお話。
口下手な親父が疎遠になった娘の結婚への「おめでとう」を伝えてもらう迄のコメディタッチ小説なんじゃけど、最後には落されたw
良い本♪
2014年読破詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良くある話
そうですね~~ -
「言葉遣いがぶっきらぼうでも、ナオキの言葉はなぜだかいつも優しい。[...] ナオキはいつでも相手に対してまっすぐ向き合おうとしていて、その言葉にはナオキ自身の相手を想う、思いやりや優しさが溢れているような気がする。」(138 ページ)
伝えたくても、伝えようともしない人。
伝えたくても、伝えることを諦めた人。
伝えたくても、伝えられない人。
大切な人に、大切な想いを届ける手助けをする『伝え屋』の主人公。
忘れずに、諦めずに、言葉にして、
自分の想いをきちんと伝えているか考えさせられる物語り。 -
平成25年5月発行のYAだよりで紹介された本です。
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あきまへん。
不意にもお昼休憩に読むものではない。
目あかくなってもうたがな。
シャっと仕事に戻ろ。 -
人に思いを伝えることが不器用な人に伝えることをサポートする「伝え屋」は今の時代に必要な仕事かもしれない。