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- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331600009
感想・レビュー・書評
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安定の連作短編。岩崎警視が警視庁に入った動機である「殺人を憎む志」とは、一見裏腹に見える各話の落しどころだが、警察官僚として大局を見ているということだろう。双葉文庫から廣済堂文庫に版元が変わったが、著者のストーリー展開は相変わらずだ。「殺し屋カルロスが来た」は、懐かしのロス疑惑を下敷きに、現実の真犯人への怒りを込めた結末になっていて面白いし、世相を感じた。しかし、21世紀の今だったらセクハラ発言のオンパレードだな~
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