奔る猿飛佐助 (風雲真田城)

著者 :
  • 廣済堂出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331612484

感想・レビュー・書評

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  • 佐助主人公の作品は少ないので・・ちょっと気になる・・・。

  • 佐助
    ・二十歳をいくつも出ていない
    ・長身、たくましい体躯
    ・童顔
    ・普段はかぶいた派手な恰好
    ・忍びの術ばかりか、剣の腕もめっぽう立つ
    ・山賊に「猿飛のあにい」と呼ばれ怖れられている
    ・女子供に優しい

    幸村
    ・四十八歳
    ・五尺二寸の小兵
    ・前歯が二、三本抜け落ちている
    ・鼻の下の髭はほとんどが白くなっている
    ・瞳が深く、少年のように澄んでいる
    ・地味ながら端正な顔立ち
    ・佐助曰く、「貴人の相」

    佐助の物語ですが、あまり幸村との関わりがありません。
    とんでもない密命を幸村から命ぜられることもあるけど、佐助の方はその内容が気に食わなかったり。
    最初は幸村に魅せられた佐助も、死の美学に拘泥する幸村がどうでもよくなってくる^^
    本の煽り文句は「真田幸村亡き後、家康の首級は俺が獲る」という感じですが、その部分が詳細に描かれることがなく、結局佐助何したかったの? という感じで話は終わり!

    結論→特に読む必要もない^^

  • 豊臣と徳川の対立が深まる中、豊臣家の侍女・於玉は大野修理の命令により、豊臣家への助勢を頼みにある男のもとへと向かった。その男の名はかに名高き忍び・猿飛佐助。豊臣家への味方を決めた佐助は、真田幸村に魅せられ、その下につく。しかし次第に幸村の美学に疑問を持ち始め、その幸村の死後、反対されていた家康暗殺をついに決行することに。家康本陣に迫る佐助一行を待ち受けていたものは・・・。

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著者プロフィール

1934年生まれ。1964年、文芸誌「新潮」に小説を発表し、作家デビュー。1970年『弱き者は死ね』で小説現代新人賞を受賞。著書に『ミッドウェー戦記』『ガダルカナル戦記』『ドキュメント太平洋戦争全史』(いずれも講談社文庫)、小説『弱き者は死ね』(廣済堂)、『尾張の宗春』『踊る一遍上人』(以上、東洋経済新報社)、ノンフィクションに『戦時少年ヒロシ』(光人社)、『東條英機』(光人社NF文庫)などがある。

「2016年 『佐助と幸村』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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