人生の言い訳 (廣済堂文庫)

著者 :
  • 廣済堂出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331654941

感想・レビュー・書評

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  • 読書録「人生の言い訳」4

    著者 高田純次
    出版 廣済堂

    p139より引用
    “ いいことばかり続くわけがないんだ。で
    も、これは言い換えれば、悪いことばかりが
    続くわけでもないということ。「やまない雨
    はない」んだから、もし今悪いことばっかり
    続いている人も、気楽に行っちゃっていいっ
    てことだと思うよ。”

    目次より抜粋引用
    “人生は言い訳に始まり、言い訳に終わる
     言い訳節考
     言い訳の心理学
     人生と言い訳のバランス論
     適当男への言い訳”

     俳優でタレントである著者による、人が生
    きる上で避けて通れない言い訳について書か
    れた一冊。同社刊行作文庫版。
     若き頃の人生の転機についてから自身で作
    り上げたキャラクターに関する葛藤まで、面
    白おかしくしかし考えさせられる話が盛りだ
    くさんです。

     上記の引用は、人生のバランスについて書
    かれた項での一節。
    何かを手に入れるためには、何かが犠牲になっ
    ているのかもしれません。どんなに辛い状況
    でも、今過ごしている時間は幸せだったりし
    ますし。辛い時期を如何に上手くやり過ごす
    かで、人生の幸福の総量が変わってくるので
    しょうかねぇ
     いくら頑張っても上手くいかないときなど
    に読んでみると、少し気持ちが楽になりそう
    な一冊。下手な心理学に関する本より、ずっ
    と面白く楽しくなれるのではないでしょうか。

    ーーーーー

  • 親しき仲にも前戯ありっていうからね。。
    さすが高田さん。。

  • 高田純次さん、超好きだったから読んだ!
    テキトー男は、割と真面目男だった!ウケる!

  • 毒にも薬にもならず。とはいえ高田純次はやっぱり好きである。

  • くだらないけど、面白い一冊。「適当」について真面目?に高田純次さんの持論が炸裂する素晴らしい一冊です。

  • 散文というか、圧倒的な雑談エッセイ感。飛行機で隣の席に乗り合わせたときにこんなこと話すのかもね〜くらいの内容。

  • イマイチ

  • この本を読んでから自分の中や他人の口から出る言葉によく「言い訳」を発見するようになった。言い訳というと悪いこと、見苦しいこと、のようなイメージを持つのだが、自分に言い訳をすることや他人の言い訳をけぎらいする人でも、言い訳をしたことが無いはずはないのだ。言い訳は空気のようにそこらじゅうに溢れている。何をするにも言い訳は必要だ。弁解、弁明、釈明などいろんな意味のことを一言で言い訳とまとめてしまうのはよくないような気もするが、弁解は視点を変えれば弁明になる、つまり言い訳をする人間は弁明をしているのだが、言い訳を聞く人間はそれを弁解としか受け取らない。酒を飲み過ぎる時は自分で自分に弁解し、非難を受ければ弁明する。それが人間だ!というのが高田純次の意見なのかな。つまりそれを要約すると、「僕も適当なことばかり考えて生きてるんじゃないの」って事だと思う。どうせ「僕も思い悩んだりすることあるよ」ってキメ顔で言いながら下半身裸なんだろうなぁこの人はw

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著者プロフィール

昭和22年1月21日東京生まれ。O型。東京デザイナー学院卒業。71年に「自由劇場」の研究生となるが、1年後イッセー尾形氏らと劇団を結成。その後4年間サラリーマン生活をし、'77年に劇団「東京乾電池」に参加。1989年に独立し、(株)テイクワン・オフィスを設立。バラエティー、ドラマ、司会などマルチに活躍。

「2023年 『じゅん散歩画集 一歩一絵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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