お父さん、フランス外人部隊に入隊します。 (廣済堂文庫)

著者 :
  • 廣済堂出版
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331654996

感想・レビュー・書評

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  • 事実は小説よりも奇なり。だからノンフィクションは面白い。

  • 東京行き新幹線で読了(33/100)
    終わり方が????もったいない感ありまくり。

  • 無理やり一言で言うなら、現代における父離れ・子離れのお話…かなり極端かもしれんけど、もしかしたら日本中であるかもしれないイニシエーション。
    父がなかなか息子を別の生き物というか、個人として認められない様子、またそれに対する息子の苛立ち、距離の取り方etc、非常に面白かった。変な話、女性だとあまりピンとこないというか、最後に紹介されるおばあさんの「好きなことばっかりしおっての」、となるのかなぁ。

  • 過激な反抗期。

    社会人になった身としては、親の気持ちもわかりつつ、
    学生時代を振り返れば、子供の気持ちも痛い程わかる。

    非常にリアリティを感じられ、一気に読了。

  • 就職も内定し大学卒業を目前に控えた息子が卒業旅行に出かけて姿を消した。
    息子の行方を必死に探す父のもとにフランスから一通の手紙が届く、
    『お父さん、フランス外人部隊に入隊します。
    契約は5年です。
    申し訳ありません。どうしても言えませんでした。』
    歩きはじめた息子と葛藤する父。
    往復書簡と取材を通して父子を見つめたノンフィクション。

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著者プロフィール

駒村吉重(こまむら・きちえ)
一九六八年、長野県生まれ。
二〇〇三年『ダッカへ帰る日――故郷を見失ったベンガル人』で、第一回開高健ノンフィクション賞優秀賞。二〇〇七年『煙る鯨影』で第一四回小学館ノンフィクション大賞を受賞。ほかに『君は隅田川に消えたのか 藤牧義夫と版画の虚実』(講談社)、『山靴の画文ヤ 辻まことのこと』(山川出版社)、『お父さん、フランス外人部隊に入隊します。』 (廣済堂文庫)、詩集『おぎにり』(未知谷)などの著書がある。

「2021年 『このごろのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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