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- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784333027347
作品紹介・あらすじ
小学校一年の夏にプールで溺れそうになったときに、プールの底でイルカの目を見た蒼。それ以来、蒼の心の中に一頭のイルカがすみ始めた。イルカはいつも蒼の心に静かによりそっていたが、不思議な森の中でしずくの形をした置物を見てから自分の意思で動きだして……。自分の本当の居場所を追究し、彫刻家との出会いを通して成長する少年・蒼のひと夏を爽やかに描いた感動作。
感想・レビュー・書評
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運動は苦手で、一人で絵を描いたり粘土で何かを作ったりするほうが好きな蒼。今年の夏休みは、消しゴムをけずって立体的な動物を作ることにはまっている。友達の翔は蒼の作ったイルカをほめてくれるのだが、蒼自身にとっては満足な出来ではなかった。図書館からの帰り道、雑木林の中で透明な
しずくの形をした置物を見つけ・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
引っ込み思案な少年と、彫刻家。彫刻がとにかく美しい。
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静かな海、静かな森、静かなアトリエ。
とても静かな、ひんやりとした、夏の物語。
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