蒼とイルカと彫刻家 (いのちいきいきシリーズ)

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  • 佼成出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784333027347

作品紹介・あらすじ

小学校一年の夏にプールで溺れそうになったときに、プールの底でイルカの目を見た蒼。それ以来、蒼の心の中に一頭のイルカがすみ始めた。イルカはいつも蒼の心に静かによりそっていたが、不思議な森の中でしずくの形をした置物を見てから自分の意思で動きだして……。自分の本当の居場所を追究し、彫刻家との出会いを通して成長する少年・蒼のひと夏を爽やかに描いた感動作。

感想・レビュー・書評

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  •  運動は苦手で、一人で絵を描いたり粘土で何かを作ったりするほうが好きな蒼。今年の夏休みは、消しゴムをけずって立体的な動物を作ることにはまっている。友達の翔は蒼の作ったイルカをほめてくれるのだが、蒼自身にとっては満足な出来ではなかった。図書館からの帰り道、雑木林の中で透明な
    しずくの形をした置物を見つけ・・・。

  • 引っ込み思案な少年と、彫刻家。彫刻がとにかく美しい。

  • 静かな海、静かな森、静かなアトリエ。
    とても静かな、ひんやりとした、夏の物語。

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著者プロフィール

1961年、東京都生まれ。1986年『A day』(アリス館)でデビュー。2000年『トゥインクル』(小峰書房)で第40回児童文学者協会賞受賞。2015年『クリオネのしっぽ』(講談社)で第30回坪田譲治文学賞受賞。作品に『あらしのよるのばんごはん』『いちばん星、みっけ! ミナモとキースケのたからさがし』(ともにポプラ社)『蒼とイルカと彫刻家』(佼成出版社)『レイナが島にやってきた!』(理論社)など多数。現在、鹿児島県の沖永良部島に在住。

「2021年 『さよならのたからばこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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