- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784333027460
作品紹介・あらすじ
さまざまなものにばけてきたタヌキは、ふと思った。「おれは、まことにタヌキであろうか」。そんなタヌキの前に現れたカラスは何事もないように言った。「おまえは今、たまたまタヌキなだけだ」。なんと……。おれは、たまたまタヌキなのか……。
絵詞(えことば)作家とシュールな画家がタッグを組んだ、ナンセンス哲学絵本。
感想・レビュー・書評
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ばけるのが上手なタヌキ、どんどんどんどん化けて、果たして自分は本当はタヌキなのか、わからなくなってしまう。カラスは訳知り顔で、たまたまタヌキであって本当はもっと偉大なものだという。ドローンと意外なものに!
タヌキの自分さがし? 化ける対象のスケールがデカくて良い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さいごにきつねがああなってしまうのがおもしろい。
結局、たぬきは..? -
このナンセンス、流石の内田麟太郎。
なぜに天丼!?
でもこれ、もし絵がなくて文章だけだったら、天丼じゃなかったら、かなり奥深い。 -
息子7歳5ヵ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り)
ちょうど良いボリューム ◯
その他
なぜ、天丼?
と最後のさいごにハテナがうかんでしまった息子。
「天丼」ってそんなに、すごいの?!
と思考停止してしまったようです。
うん、そうだね、母にもようわからんよ。
でも、自分がなにものかだなんて、本当は誰にもわからないことだしね。
考え次第では、キミは政治家にもウンコにもなれるってことだよ。
きみの可能性は無限大。
さてさて、カラスはやはり賢い、というお話なのか。
賢いキツネが考えすぎてしまう、というお話なのか。 -
たぬきのこんな姿を見せられたら、私も寝込む(笑)
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「おれは、まことに タヌキであろうか」
よくある狸と狐の話だと思ったら。読んだら寝込みそうです。(4分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #たまたまタヌキ #内田麟太郎 #高畠那生 #佼成出版社 -
いろんなものに化けていたタヌキが
「おれは まことに タヌキであろうか」
と自問する。
おもしろい。
で、びっくりする終わり方です。
なんだこりゃ。
結構好き。 -
化け上手すぎるタヌキと、カラスの深遠なる(?)会話。うっかり巻き込まれるキツネ。
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「うし」を書いたコンビの作品ということではない期待して借りたけど、ナンセンス過ぎて私は面白いと思えなかった。それでも娘は何回き読んでいた。