腕時計一生もの (光文社新書 48)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334031480

感想・レビュー・書評

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  • メルカリ売却

  • おそらく著者が学者じゃないため、結構適当な記載も多いけど、読んでると時計好きの気持ちがよくわかる。

  • まぁ勉強になったかな。

  • 時計に興味がある人も、そうでない人も、手軽に読めて、それなりに機械式時計の歴史や時計産業の発展、機械式時計の魅力などが理解できる1冊。さらに、機械式時計を追求したい人は、ここからディープな世界に突き進むのも有りかと。

  • 興味深い章も時たまあるが、そこまで時計に詳しくないので、かるーく読み飛ばしてしまった。
    それでも、やっぱり、自分の時計が出てくるとうれしいかな。
    あとは、エルメスをベタ褒めしてたなー

    p144 3さまざまな18金
    166 腕時計は腕時計以上のものになりたがる
    196 購入動機トップは「自分へのごほうび」

  • 機械式時計について、入門的な新書。初めて時計について学ぶのに結構良かった。博士号が無事とれたら良い腕時計でも買うかな。

  • 時計はもはや時間を知るだけのものではないでしょう。車と同じで、ファッション、スタイル重視となっています。

    私も、主にファッション重視で、いくつか持っていますが、今思うとどうしてこんなの買ったんだろう?と思うものもあって、引き出しの奥に眠ってます。

    作者のような時計好きに語られるとまた、あ~こんなのもいいなぁ~なんて思ってしまいます。

    いけない。腕は二本しかないし、時計は片側にしかはめません。

  • [ 内容 ]
    本書は「ただ一本の腕時計」を選ぶためのプロセスを演繹していく。
    本書で語っている「デザイン」「機械」「機能」「性能」「歴史」「素材」「イメージ」「ブランド」といった腕時計の要素は、時計選びにおいて「これだけは譲れない!」というポイントを含んでいる。

    [ 目次 ]
    1 デザインで考える
    2 ムーヴメントで考える
    3 機能で考える
    4 性能で考える
    5 歴史で考える
    6 素材で考える
    7 象徴とイメージで考える
    8 作家とブランドで考える

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 腕時計を着ける必要がなくなってきた現在。時刻を知りたければ、町中の至る所に時計があるし、携帯電話でも確認できる。

    でも、私の場合、腕時計をうっかり着け忘れて出掛けてしまうと、どうも落ち着かなくなってしまう。これは私ばかりではないのでは。そもそも腕時計が時刻を知るためだけの道具に過ぎないのなら、こんな気持ちは起こらないだろう。
    つまり、腕時計はそれ以上のなんらかの意味を持っているのだ。アクセサリーの意味もあるだろう。ムーヴメントは小さな宇宙だ、という方もいる。 
    もちろん、そういうこともあるだろうが、まだ何かある気がする。本屋を覘くと、数種類の腕時計雑誌を見かける。ファッション誌やカタログ情報誌などでも、腕時計の記事はもはや定番となっている。毎年春頃、スイス・バーゼルでは世界最大の時計見本市が盛大に開かれ、有名メーカーが魅力的な新製品をこぞって発表している。実用の意味が薄れた道具でありながらも、そのように取り上げられ、人を惹き付けるのはなぜだろう? そのわけを知りたくて手にした本書。

    わからなくはないが、専門家の整理された考えを知りたくなったのだ。デザイン、ムーヴメント、機能、性能、歴史、素材、象徴とイメージ、作家とブランドからと多角的に語られている。

    そうそう、ひとつ書き忘れたが、腕時計好きが対象とするのは「機械式腕時計」。クォーツは性能的には素晴らしいが、あまり好まれない。その理由も本書に書かれている。まあ、なにより、一生ものの腕時計をご所望なら、一助としてこの1冊を。

  • 07年1月13日読了。シーマスターのことも書いてよ・・・(;´Д`)ウウッ…

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著者プロフィール

腕時計ジャーナリスト/桐蔭横浜大学教授(博士)
1961年横浜市生まれ。ダイヤモンド社にて雑誌編集長、編集委員を経て現職。1990年代よりスイスの2大国際時計見本市(バーゼル、ジュネーブ)を含めて、国内外の時計界を取材し、高級腕時計の書き手として第一線で活躍。学術論文も発表、テレビ・新聞でも多数コメント。生涯学習機関の「学習院さくらアカデミー」と「早稲田大学エクステンションセンター」では、一般受講可能な腕時計講座も開講している。
主な著書に『腕時計一生もの』(光文社新書)『腕時計のこだわり』(SB新書)『男はなぜ腕時計にこだわるのか』(講談社)など。雑誌では、「並木浩一の時計文化論」(『ウォッチナビ』/ワン・パブリッシング)、「並木教授の腕時計デザイン論」(『Pen』/CCCメディアハウス)等を連載中。

「2023年 『ロレックスが買えない。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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