下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた"のか (光文社新書)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334034177

感想・レビュー・書評

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  • 前著「下流社会」の続編。女性が社会進出により、経済力を獲得し、男性を必要としなくなってきたことを説明。現代の女性の類型化がおもろしい。

  • 正直他の人の自分採点(階層意識)とかどうでもいいけど、仮説をもとにデータを丁寧に分析しているのは面白かった。階層意識を持つメリットはないと思う。カテゴライズされたくないし、ステレオタイプな行動パターンしたくないなぁって思った。

  • 5月23日読了。

  • 前作も読んだので、今回も借りてみました。副題の意味はやや不明ですが、世間の雰囲気を知るにはいいのでは。図書館予約数は7(08/02/06現在)です。

  • …夢も希望が感じられなくなります。上流のヒトではありませんので。

  • 前著『下流社会』に続く第二弾!

    前作ではデータの取り方、母数に問題があったため批判も多かったがインパクトを大きかった。

    本作では上流、中流、下流の意識について、男女別、職業別(経営者、管理職、正社員、派遣、フリーター、ニート)、年齢別、結婚の有無、暮らし(一人暮らし、親元など)について母数を大きくとり、そこから何がいえるかなどを考察

    面白いと思った結果は

    『年収が半分になると既婚率が半分になる』

    またよく読む雑誌によってそれぞれの上流、中流、下流の分布が出ている。

    よく、不況が非正社員を多数生み出したとちょっと前に言われていたが、そうでもないらしい。中には非正社員であることを希望していたり、ニートであることを満足しているとのデータも出ている。

    またフリーター、ニートほど自分らしさを追及している。

    非正社員の女性ほど癒しの消費者になっている。

    女性の勝ち組は既婚で正社員

    女にすがりたい男とすがらせない女の関係

    などなど

    多くのアンケートからいろいろな現象や事象が見えてくるのが面白い。

    三浦さんの本は社会科学系の研究をする人には非常に参考になると思う。データの取り方、質問の仕方によって答えかたに違いがでる。などフィールドワークするに当たっても注意が必要なことが伝わってくる。

    下流社会、格差社会に興味ある人は見てみるとよいかも。『下流社会』を読んだ人はパラパラ面白いところだけ流し読みがよし

  • 前書に引き続き下流社会について書かれた本。
    はっきりいって、今年読んだ本の中でワーストとも言える内容。相変らず自分の主張にこじつけるためのデータを羅列し、曲解していると取れる結論付けにしている。ここまでくると呆れてものが言えない。

  • 切り口が明快でわかりやすい。
    ニートやフリーターのサンプル数が多く、説得力もある。

  • データをやたら羅列してるだけという印象で、半分くらいで読むのをやめました。意味のあることを書いてるようにも思えなかったので。

  • 「下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた"のか」とタイトルにはあるが『なぜ男は女に“負けた"のか』その理由は明確にされないし、その問いに答えようという姿勢すらない。データの羅列だけに終始していただけな気がする。

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著者プロフィール

三浦展(みうら・あつし)
1958年生まれ。社会デザイン研究者。カルチャースタディーズ研究所代表。家族、若者、消費、都市、郊外などを研究。著書に『 「家族」と「幸福」の戦後史――郊外の夢と現実』 (講談社現代新書) 、 『ファスト風土化する日本――郊外化とその病理』 (洋泉社新書) 、 『東京は郊外から消えていく!』 『首都圏大予測』 (光文社新書) 、 『愛される街』 (而立書房)などがある。

「2022年 『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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