勉強会に1万円払うなら、上司と3回飲みなさい (光文社新書 444)
- 光文社 (2010年2月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334035488
感想・レビュー・書評
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「とにかく目の前の仕事に全力に」
今までビジョンを明確にし、やりたいことをやれと述べる本が多い中、この本は、「やりたいこと」は、何かに熱中しているときに生まれると述べている。自己実現より他己実現。自己啓発より相互啓発や多己啓発。組織人として生きるすべが書かれている。
やりたいことより、新入社員は目の前の仕事を素直に受け止め全力でやること。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
組織の中でがんばっていこー
昭和30年代の上司対策 -
飲みに行って人の懐に飛び込んで•••。
自分を含めた今の若者には足りない姿勢かもしれない。こういう視点も必要なんだと学ぶ反面、これが全てではないんだとも思いたい。自分と正反対の姿勢で仕事に励んだ同僚は最終的に退職してしまうが、彼なりのスキルを身につけ、新たな目標を見つけ歩みを進めて行ったのではないか。と考えてしまう自分はやっぱり「イマドキ」の若者なんだろう。 -
自分より13歳ほど年上で元リクルートの編集長だった方の経験からふまえたアドバイス。
40歳の頃には起業されてる、ってことは
相当お若い編集長だったんですね。
逆算すると最短出世コースにのられた方の出世したい方向けの教訓とも言えるかと思います。
内容は、旧来の接待等の心配りが仕事中へのコミュニケーションをやり易くするといったキャリアへの効果といったところでしょうか。
タイトルと広告に書かれていたあらすじに惹かれて読みましたが、筆者の同期が逆を行くタイプで筆者からみて彼は居場所がなく先に会社を去られたことが失敗のような扱いとされている点がすごくいけすかないなと思った。
彼は先に仕事を去ったかもしれないが、
少なくとも自分のやり方を貫かれた点から言うと、彼自身にとっては失敗と扱われる働き方ではないはずです。
自己啓発や生き方がガラッと変わるようなものではないと冒頭で先に書かれていましたが、
それについてもどう感じてどう活かすかは
読書自身なのであって筆者ではない!と言いたくなりました。
ストレートに、こうしたら最短で出世できた!と表現した方が、ニーズを汲みやすいと思います。
結局、 出世自慢か!と読まれかねない表現が気になりました。
でも、旧来の働き方のメリットを改めて見直すことが出来、よかったと思います。 -
反骨芯
煉瓦職人p128 -
なぜ上司と飲みにいくべきか?
→上司の仕事とは、組織の目的を明確に定め、その目的をさに合致した役割を現場の人間に振り分け、その目的を現場の人間全員に共有させること
常に目的と照らし合わせながら、手段を軌道修正し続ける
仕事とは、答え探しではなく問題探し
平凡な人間が集まって非凡な成果をあげるのが会社という組織 -
数年前に自分が後輩に貸していたらしく、最近返却されて、タイトルを見て「こんな本読んだっけ?なんでこんな本読んでたんだ?」と完全に内容を忘れてしまっていたので、改めて読んでみました。
なるほど、タイトルはあくまでもキャッチーなフレーズを選んでいるだけで、書いてある事は若者に向けての仕事論だったか(笑)
改めて読んでみても、やっぱりこれは新入社員〜同世代くらいまでの人に読んで欲しい本だなと思いました。
たぶんこれを読んだときはとても参考になったし、仕事への動機付けになった気がするけど、今の自分はもう一つ上のステージに進まなくちゃいけないような気もしました。 -
陳腐という言葉で流される基本的な事柄。でもそれらは本当に大事だからこそ、陳腐と形容される。繰り返し言われる基礎中の基礎こそ、本当に大事なこと。