チャンピオンズリーグ決勝 バルサ対マンU 「世界最高の一戦」を読み解く (光文社新書 453)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334035570

感想・レビュー・書評

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  • 最近、精力的に本を書いている杉山氏の著作の1つ。

    4-2-3-1がとてもよかったのだが、この本はCL決勝の1試合をぬきだしてはいるが、他にもいろいろな試合を引用にしている。

    結果的に、バルサの勝利は論理力の勝利でもあったが、わざわざ1冊書くほどのことかといえば、ちょっと疑問もある。0トップ、ワイドに張ったFWなど、戦術は相対的に進化することがわかる本だった。

    同じ著者の4-2-3ー1を読んだ人には復習的な要素が大きいと思う。

  • 杉山サンの考え方はサイド一辺倒なのでちょっと意義ありですが、
    この一戦のレポートに関しては唸らざるを得ないものがありました。
    この本を見てからW杯を観戦すると、メッシとロナウドのプレーエリア、守備意識、相手の対応などはナルホドと感心させられるものがあります。

    つまり、

    ゴールというのは偶然の産物では決してないということ。スーパープレーヤーの陰に穴があるということ。フィールド上の選手22人を差別なく観戦することでゲームが違った見え方をするということ。

    サッカーは理系の視点で見るのが吉だと思います。

  • まだ2ndレグが残ってはいるけど、今年の決勝はほぼバルサvユナイテッドで決まりだろう、ということで、一昨年と同じ対戦なので、復習の意味で読んでみました。
    あのときはエトーという非常に戦術理解が優れたFWがいたけど、今回のバルサだとそれを担うのは誰なのか?ビージャにそこまでは求められない気がする。最近は調子落としてるし。当時のアンリの代役はペドロになるのか?メッシを右サイドではなく真ん中で使うならそうなるんだろう。ペドロはあのときのアンリよりは正直言ってコワイ存在。バルサに珍しく、存在を消せるプレイヤーなので。
    ただ、あのときほど連携がスゴイ気はしないんだよな。ファーギーが二回同じ間違いをするとも思えないし。
    今回のユナイテッドの出来からすると、チチャの先発は堅いな、あとギッグンも。バレンシアもスタメンだと思うけど、パクとナニのどちらを選択するのか?スコールズは一発退場があり得るので使わんだろうな。とすると、キャリックとフレッチャーのどちらで行くのか?
    ま、どちらにしても、今回は魂売り渡して、ユナイテッドを全力で応援。

  • 08-09シーズンUEFAチャンピオンズリーグ決勝・バルサ対マンUを通して、当時の世界サッカーの動き、標準を考察する。事実上のクラブチームNo.1はこのCLで決まると言っても過言ではない。世界各国の優れた選手が、各クラブチームに分散して対戦する。2022W杯カタール大会決勝トーナメントでの延長、PKによる勝敗が目立った。クラブチームの選手が、それぞれの国に所属して対戦する……国レベルでは実力が伯仲してしまう原因になったのでは、と思えてならない。

  • 蔵書⇢処分

  • 2012/11/12
    復路

  • ☆☆$$結構面白くすぐ読めた。$$著者は覚えがあり、とても読みやすく論理的であった。$$以降、チャンピオンズリーグにも注目しよう。

  • 日本代表、ユーロ開催に伴って読んでみた。筆者の自己満(笑)

  • 一つの試合に焦点を当てているありそうでないタイプの本。
    実際にこの試合のバルサは凄まじかった。
    試合を見た人ならおすすめ。

  • サッカー好きはとりあえず読みましょう。という感じ、最近流行のワイド2トップの意図がよくわかった

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著者プロフィール

スポーツ・ライター

「2015年 『攻撃的サッカー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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