なぜ、あなたの薬は効かないのか? 薬剤師しか知らない薬の真実 (光文社新書)
- 光文社 (2014年2月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334037864
感想・レビュー・書評
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専門用語が出てくるの解説が分かりやすい
セルフメディケーションの重要さ説明されている
後発医薬品の説明は特に詳しい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
薬が効くしくみを真面目に解説してくれる本。素人でもとてもわかりやく、読みやすい。薬とはいったい何なのか、そのしくみ、メリット・デメリットについて語れるようになる。ジェネリック医薬品と先発薬の違いなどについても詳しく書かれ、欲しい知識が効率的に得られたと思う。日々の生活にも役立つ。
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若い薬剤師が書いた薬と薬局・薬剤師の本。前半は、薬が人体に作用する仕組みの解説で、例えば、同じ症状に効く薬であっても各薬特有の半減期によって服用方法が異なるといった、知っているようで知らないことが結構多く、勉強になった。後半は、セルフメディケーションの勧めというか、薬剤師をうまく使って自分で健康管理をしようという提言。最後に、ネット販売より対面販売の方が優れているという主張が出てきて、「やっぱり薬剤師の本だからそうなるか」的な部分があるが、分量的にも主張のトーンも控えめ。本書全体を通してみれば、有益な内容が圧倒的に多い。
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とても読みやすく薬が効く仕組みがよく理解できた。
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本書で得た知識があれば、意思・薬剤師などの専門家が発する難解な言葉も、ある程度は理解できるようになっていることでしょう。そして、薬剤師に対しても一歩踏み込んだ質問ができるようになっているはずです。毎日の健康は、まずは自分や家族などが服用している薬について知ることから始まります。そのためには、「いつでも」「無料で」「真摯に」対応してくれる健康アドバイザーを確保する必要があります。これに最も適している職種が「地域の薬剤師」です。それを見つけ、自分の健康を自分で管理する術を獲得できるようになって初めて、真のセルフメディケーションが完結します。
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薬はなぜ飲み薬とか注射とか座薬とか、使用方法が違うのか判った。飲み薬は分子が500個位までしか、体に取り入れられない。大きく複雑な分子構造の薬は、従って注射など。グルコサミンコンドロイチンが経口摂取では、成分を取り入れる効果はゼロであることも理解できた。ただプラセボ効果は有るとのこと。だから飲みたい人にはグルコサミンの入れ物に、ミネラルサプリでも入れて渡せば良いのだろう。その他ワクチンや薬品認可のことも知ることができた。特に妊婦は市販薬でも胎児に重大な影響がある場合があるそう。妊婦は面倒でも病院で診察を受けるべき。
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この著者のメルマガ読者きっかけでこの本を手に取りました。メルマガは少し上から目線というかスタンスがあまり好きでなく解約したのですが、この本はそんな違和感もなくとても役に立ちました。もともと中医に興味があったこと、読んでいる間インフルエンザでたくさんの薬を飲んでいたことなどもありましたが。薬剤師にこれからなるのは費用対効果ほかを考えても難しいですが、登録販売者は少し勉強してみようかなと思っています
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良書。
著者の薬剤師としての誠実な仕事ぶりがうかがえる。
なんで薬が効くのか分かり易い。
薬は、病気そのものを治すのは細菌性の抗生物質くらいで、あとは対処療法が殆どらしい。
薬には、必ず副作用があるので注意が必要。 -
薬の使い方や効果など、一般の人でもわかりやすく書かれていて参考になったが、薬が対症療法にとどまり根本療法でないし、どうしたら薬を使わない体になれるのかまで踏み込んでほしかった。