誰でもできるロビイング入門 社会を変える技術 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334038946

感想・レビュー・書評

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  • なんとなくのイメージしかなかったロビイングの効果を知れてためになった
    欲を言えばどのようなロビイングをしたのか具体的に知りたかったというのはある

  • ロビイングって政治家を出待ちして訴えるようなイメージだったんだけど、実際にはもっと冷静で戦略的で地道で虎視眈々と機会をねらうものだということがよくわかった。と同時に、そういうものだからこそ特別なことでなく政策実現に向けてはごく当たり前にすべきこととしてうなずけもした。
    でも、ちょっと一般の人にとってはロビイングって別世界のことのような気も。ロビイングをテーマにこんな新書を一冊出してしまう光文社新書やるじゃんって感じ。そもそも光文社新書って老舗の岩波、中公と並んでテーマの目のつけどころや内容の粗製濫造感のなさが感じられる。これってカッパブックスからの伝統が息づいているんだろうなあ。

  • 本編では5つの事例が紹介されているが、それはさほど面白くない。それよりも巻末付録のロビイングのルールやコツが参考になった。議員や役所に働きかけるための心得が列挙されており具体的でわかりやすい。ページ数は少ないがここだけでも読むと勉強になる。

    このルールを先に読んでから本文を読むという構成にした方が良かったと思う。著者の活動内容を紹介するのを優先したかったのか、この本自体がロビイングの一貫なのかも知れない。

    国会議員などのキーパーソンの協力を得ることが重要だと思うのだが、事例の中では割とサラッと書かれているため参考にしにくい。

    当然ながら地道な活動を続けてて実績を作ることも大切である。ただ元メディア関係者だから為せる技なんじゃないのかなと思うフシもあるし、発信力が大事なんだろう。

    政策提言するだけでなく、財源などの実現方法まで考える必要があるという。口だけではだめなんでしょう

    世論が盛り上がってないと役所も政治も動かないというのはよく分かったが、メディアが騒ぐ様な事案だけが実現するというのなら歪んでるのではないだろうか。

    自分自身が所管省庁の委員会や審議会のメンバーに選ばれるというのも、選挙で立候補するようなものでハードルが高そうだ。

    ちなみに取り上げている活動内容はややリベラル的である。

  • 2021.23
    政策起業家研究として。

    行っている事業が対策的なものだけだと、政策起業家とはよべないのかも。
    事業自体が仕組みづくりや構造改革にしっするもので、その実例を通して政策提言していくことがだいじなのかも。

  • 2018/04/03 初観測

  • この本でロビイングに対する見方が変わった。政策を実現したいなら、当選のための挨拶回りで忙殺される政治家よりも、ロビイングのほうが良いと著者は断言する。ロビイングは、いわゆる圧力団体に所属して、金にものを言わせてやるものだと思っていたが、手法を工夫することでお金がなくてもできる事はいろいろあることが分かった。

  • 実現したいことを実現するためには、政党などは関係ないと。ロビイストというのは、政治家以上に現実的なのだなあと思った。

  • 2016.09.11 事例を通じたロビイングの実態を分かりやすく解説している。ロビイングとはどんなことなのか。概要をざっくりと理解することができる。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:312.1||A
    資料ID:95160106

  • ロビイングの実際が複数ケース掲載されており興味深い。一定、活動が進んできたところで、参考になるだろう。著者ご自身の体験談がやはり一番響きました。

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