ドキュメント 金融庁vs.地銀 生き残る銀行はどこか (光文社新書)
- 光文社 (2017年5月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334039882
感想・レビュー・書評
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「最強」の官庁、金融庁。
日本の舵取りのために色々と考えてやってたんだなってのが判るが、正直大きなお世話だと思わなくもない。
日本の官僚の一面もまたよく見える。
地銀は激変を余儀なくされる金融機関の代表だ。もちろん、メガも、んで、信金なんかも同じだろうしもっと厳しい部分もあると思う。
色々思い出して、辛いところもあるな。 -
金融庁>財務省なのは知らなかった。
地銀だけでなく再編は多くなるかも。
勉強しておこう。 -
タイトルと中身が違う。
纏まってはいる。 -
大蔵省→財務省→金融庁
「変遷」と「パワーバランス」について勉強になったなあ。地銀も合併が相次いでいるけど、今のままではダメってことよね?
僕がいる業界視点だと「フィンテック」が盛り上がっているけど、今後どうなるのかは要注目。 -
バブル経済の崩壊以降、地域金融機関は、貸し倒れを恐れるあまり、融資の相手は資産を持つ名門企業ばかり。零細企業となれば融資を行う場合は、担保や保証を求め、仮に融資先がつぶれても自身の経営が痛まないことのみに腐心してきた。この結果、地域金融機関は融資先の経営改善ではなく、決算書に記された数字だけが関心の的となってしまっている。地元企業は元気を失い、金融機関にとっても融資先がますます減るという悪循環を生んでいる。金融庁は事業性を判断して積極的に融資せよという方向に舵を切っているが、銀行の動きは意想外に鈍い。評価は減点主義の銀行にあっては、焦げ付きを出したりすると大きくそれは下がる。二の足を踏んでいる要因だ。今求められているのは顧客の元に積極的に足を運び、事業の成功に向けて親身に寄り添おうとする地域金融機関のかつての姿。顧客本位、池井戸潤の世界を是非、生で見たいものである。
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タイトルとマッチした内容って感じじゃなかったが、普通に勉強になった
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金融庁の「投資から資産形成」の流れに呼応して、金融庁が地方銀行にハッパをかけている。
金融庁が地銀に求めることは至極理にかなっているが、金融庁も現長官の個人プレーによるところも多く、今後が注目されるところ。 -
2017/1/12読了
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2017.11.30読了