- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334045180
感想・レビュー・書評
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相続は「争続」そんな泥沼に陥りたくないものです。これは森永さんが相続関連で膨大な労力を注いだ話。後半はご自身の「B宝館」、家庭菜園の話です。後半の話はいくつかの著書でお馴染みな感じです。生前に、親の遺産がどれくらいか口座がどこにあるかなど確認しておくことが大切だとありました(せちがらい話ですが)
森永さんは、壮絶な親の介護を体験し、残った遺産の相続について、膨大な調査を10ヶ月も行わざる得ませんでした。
私は終活とか相続とか考えてこなかったので、本書をは貴重な機会でした。
森永さんの文章は非常に読みやすく、難しいことも簡単にしてくれます。それでも難しいことがあり、税理士さんの話とか聞いとかなきゃと思いました。
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経済学者の森永卓郎さん。(ライザップで有名)
経済のプロの森永さんでも相続関係で大変だった~というコラムを読んでこの本を読んでみた。
森本さんの場合はお父さんの介護とその後の遺産相続。
介護にかかったお金を記録していなかったり、お父さんの生活費を自分たちで負担していたり、生きている間に財産の話をしていなかったということから本当に大変だった…と書かれていた。
読んでて思ったのは…森本さんよりも森本さんの奥さん大変だったろうな~と思ってしまった。
で、もって貢献した長男の妻は今までだったら考慮されることはなかったのだけど2019年から相続において「特別の寄与」が認められるようになったそう。
ほ~!
しかし、読めば読むほど相続って複雑怪奇
なんかね~相続税って富裕層ほどお得な感じ。
「富裕層が港区に住む理由」(小規模住宅地等の特例…ウワモノと土地代の評価額が減るシステムなど)がまたすごい。
「いや~うちには財産なんてないから大丈夫!」
なんて言ってる場合じゃなくて知らなかったら「ありゃま!」なことって色々あるんだな~と納得。
コレクションの処分の仕方とか、
死んだ後の葬式代とか
墓の今後とか…
人生100年の時代…
私も死んだ後はさ~!ときれいにしたいものです。 -
お父様の死によって発生した10ヶ月にわたる、ご自身の相続税問題の経験を書籍にしたもの。書評での紹介記事が面白く、読み物としても面白そうだったので読んでみた。
私自身は、父は既に亡くなり、母は存命であるが、相続税が発生するような財産家ではない。ということなので、遺産とか相続税とかとは無縁。それでも、読み物としても面白そうと思って手に取ったが、やはり、あまりに関係がなさ過ぎて、とても面白く読んだ、とは言えない。 -
売却
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最近、相続税の基礎控除額が変更になったらしい。知らなかった。それで、興味が湧いたので読んでみた。それほど相続財産がない一般庶民にとっては相続税って無税なので、関係ないと思うが、資産家などだったら、大問題になるようだ。相続って故人が亡くなってから10ヶ月以内に申告しないとだめらしい。そういう相続に関する知らないことがいっぱい書かれている。苦労された森永さんの体験談が面白い。該当する人は生前から準備せよ、ということです。
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父親が亡くなってから、口座情報をかき集めたりする作業を10ヶ月以内に行わなければいけなかったのはさぞ大変だったのだろうと思うが、地獄という感じはしない。
どちらかというとなくなるまでの介護の労力と金銭の負担の方が大変だったように読めるが、それは「相続地獄」というタイトルとは合わない。
その他、相続や相続税に関する情報は他の専門書をあたったほうがましです。 -
実践に役立つ知識や情報あり。我が家も少しづつ対応を進めたい。
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実用書を手に取ることはほぼ無い。
遺産問題が勃発した友人がたまたま身近にいたタイミングだったのと、タイトルにそそられてページをめくり始めた。
TVでお見掛けする森永さんの発言にも見栄っ張りなところは一切感じられないのだけど、それは本の中でも同じで、わかりやすい言葉での問題提議や、体験からくる解決への提案も、なるほどと面白く一気読み。自分にとって大事な事、不要な事を、人の目を気にせず主張できる人は説得力ある。
垣谷美雨さんの小説読んでる感覚になるほど面白かった。こんな森永さんが教壇に立つ授業、受けれる学生さんが羨ましい。 -
読みやすさ★★★★
学べる★★★★
紹介したい★★★★
一気読み★★★★
読み返したい★★
著者の相続地獄?実体験の紹介が半ば小説のようで面白い。人生観を考えるに至る、まさに終活入門書。親や自分自身の死を迎える心構えができる。
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東2法経図・6F開架:B1/10/1110/K