無国籍と複数国籍 あなたは「ナニジン」ですか? (光文社新書)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334046156

感想・レビュー・書評

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  • 無国籍の人がこれだけたくさんいるのに驚いた。無国籍だと、社会保険が受けられない海外に行けないなどの不利益は色々ある。考えとして、無国籍を無くするという方法。もう人の考え方として、国籍を自由に選択できるという方法がある。さらに、複数国籍を持つlことを認めるという方法もある。今の日本は、無国籍についての議論をするという考えはないようだ。残念なことだ。

  • 正直二重国籍を認めない日本の法律はもう時代にそぐわないのではないかと思う。そして「日本国籍」を所有しない日本定住者に対しての対応も。
    確かに日本に帰化申請すればいいという話もあるけど、この本を読んでその国籍にアイデンティティを持ってたり家族とのつながりがあって、その国籍を維持したい場合もあるなと。
    また無国籍の問題は難民問題くらいしか想像つかなかったけど、外交問題や国の情勢で自動的に無国籍状態になってしまっていた人もいたのかと。
    ノーベル賞で、今は日本国籍を持ってない人に「日本人」ということをやたら持ち上げて報道するくらいなら、日本国籍を剥奪するような法律やめればいいのになーと思う。あと日本国籍持っているのに見た目が「日本人」ぽくないことで何かしら偏見を持つことも。

  • 日経新聞2022813掲載

  • 東2法経図・6F開架:B1/10/1206/K

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著者プロフィール

早稲田大学国際学術院国際教養学部 教授,博士(国際政治経済学)
おもな編著書・論文等 『無国籍』(新潮社,2005年),『忘れられた人々――日本の「無国籍」者』(編著,明石書店,2010年),『東アジアのディアスポラ』(駒井洋監修,小林知子との共編,明石書店,2011年),「日本における無国籍者の類型」(『移民政策研究』第5号,2013年)など。


「2016年 『パスポート学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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