小林克也のビートにノッて70短文英会話―Thinkingからfeelingへ (カッパ・ホームス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334051372

感想・レビュー・書評

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  • かつてベストヒットUSAで一世を風靡した小林克也さんによる英語指南書。一般的な英語関連書とは異なり縦書であることからも予測できるように、単なる英会話の技術を説いているものではない。メインは著者との関わりも深い超有名洋楽曲歌詞の解説。英語の題材として洋楽が使われるのはよくある手法だが、ミュージシャン本人との接触がある小林さんの場合はその密着感が違う。

    ネイティブスピーカーと対等に会話ができる著者の体験や考え方を通じて英語に対する意識革命を図ることができる。小林さんいわく「英語は音の強弱(ストレスという)」と繰り返し述べている。確かにアクセントを意識することによって、私の場合は読後には発音の仕方が明らかに変わった。言葉のアクセントの表記も工夫しており、英語と日本語の絶妙な橋渡しを試みている。英語の発音をカタカナで表現していることも単純な手法ではあるのだが、正確な発音記号よりもニュアンスが伝わってくるようでおもしろい。

    大物ミュージシャンのベストヒットUSAのインタビューコーナーにおける裏話も公表。こうした著者独自のポジションを活かした本書は、英語に対する啓蒙書としてはかなりの名著ではないかと思う。

  • 大学時代に学習。
    結構、ためになったことを思い出した。

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著者プロフィール

DJ/VJ、ナレーター、俳優、ミュージシャン。1941年広島県福山市生まれ。慶應義塾大学経済学部中退。70年代よりラジオDJとして活動、現在もレギュラー5本を抱え第一線で活躍中。81年より洋楽番組「ベストヒットUSA」のVJを担当し、数多くの海外ミュージシャンを紹介。「スネークマンショー」の活動でも知られる。昨年DJ活動50年を迎え、今年は生誕80年、「ベストヒットUSA」放送開始40年の記念イヤー。

「2021年 『小林克也 洋楽の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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