21世紀本格 (カッパ・ノベルス)

著者 :
制作 : 島田 荘司 
  • 光文社
3.03
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本棚登録 : 92
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334074494

感想・レビュー・書評

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  • 豪華な執筆人だけど、イマイチ作品にのめり込めなかった。
    21世紀と言うコンセプトに引っ張られてか、作中の初期設定?の説明が長すぎ。謎解きの装置が、科学やら医学なので仕方がないのかもしれないけど、読んでるうちに小説なのか、蘊蓄なのかわからなくなってくる。
    謎解きの後の、そうきたか!わー、してやられた!感ではなく、はー、そうですか、それじゃ…と机の上片付けて教室をでる感じの読後感。
    私には合わなかった…。

  • 21世紀の本格アンソロジー、ということで集められた中編が8編収録されています。有名どころの方ばかりですが、21世紀、という言葉を意識して書かれているからか、何と言うかその、バイオテクノロジーやバーチャル的な近未来の話が多かったです。なので、ちょっとわかりにくいというか、難しい話もあって私的にはうーん、って感じでした。

  • さて、これが21世紀の本格なのか。予言めいたものを見つけるなら、やはり森博嗣の作品がそれに適しているだろう。他作品は全て既存の進化型に過ぎなかった。ほとんどがエポックではない。ロジックに概念を見いだすのがミステリーなら、それに新たな解釈を与えるのが21世紀だろう。ロジックが量で勝っていたら、いつまでも新しい地平は開けないと思うのは無学からなのだろうか。

  • 島田荘司 責任編集

  • (収録作品)神の手(響堂新)/ヘルター・スケルター(島田荘司)/メンツェルのチェスプレイヤー(瀬名秀明)/百匹めの猿(柄刀一)/AUジョー(氷川透)/原子を裁く核酸(松尾詩朗)/交換殺人(麻耶雄嵩)/トロイの木馬(森博嗣)

  • 9/3

    サイエンスな贅沢品。
    よくこれだけの作家からの作品が得られたものだと感心がいっぱい。島田荘司のネームヴァリュウ故でしょうか。

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