- Amazon.co.jp ・本 (717ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334736873
感想・レビュー・書評
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乱歩ってやっぱ闇落ちしてた隠れ悪女オチ好きだったんだろうなあって思うよ
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ジブリ美術館に行くために幽霊塔を読んでおきたくて。ミステリーとジブリってあまりなじみがなさそうに見えて、意外と親和性が良いことがわかった。
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再読
小学生の時に少年探偵で読んで忘れて、この本を買った時に読んだはずだが忘れている。
しかし幽霊塔は覚えていたので楽しく読めた。
まあ最も子供の時のポプラ社の少年探偵は全て明智が出てくるが、その印象が強い。まあ、良いとしておこう。
他にもまだ乱歩はいっぱいあるな。
ちょっとこれから再読しようかな。
少年探偵の方はどうも既に廃刊になているようだ。
少し寂しいね。27巻の黄金仮面から47巻までは全てそうらしいね。
どうも、江戸川乱歩が子供向けにしたのではなくてゴーストライターがリライトしたものだったかららしい。 -
緑衣の鬼
これは、原作があるからかもしれませんが、スーーッと読めたし、犯人もわかりました。
あと、誰と誰が共犯かもわかったので、わたしとしては、めずらしいケースだな。
で、おもしろかったかというと……び、微妙だ。
幽霊塔
雰囲気は、「緑衣の鬼」よりこっちの方がいいですねぇ。
以下、ネタばれありです。
http://asobo.littlestar.jp/rin/2006/01/10/%E6%95%B4%E5%BD%A2%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%80%81%E7%8F%BE%E3%82%8B%E3%80%81%E7%8F%BE%E3%82%8B/ -
緑衣の鬼と幽霊塔が収録されている。どちらも原作があり江戸川乱歩がリメイクしたものだからストーリーがしっかりしている。それに江戸川乱歩の世界観が加わって面白い
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見返し
収録作品
緑衣の鬼
幽霊塔 -
相変わらず予想がつかない展開で面白かった。
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「緑衣の鬼」「幽霊塔」を収録。
緑衣の鬼、面白いです!
乱歩の長編のうちでは有数の、筋のしっかりした物語でした。
これまでの作品の中には明らかに連載中に迷いの見えるものや、
筋に行き詰ったであろう作品が多く、まあそこも可愛いと言えない
こともないといった上から目線で読んでいたのですが、、、
…面白いじゃないか。
…やればできるじゃないか(やはり上から目線)。
解説を読めば「赤毛のレドメイン家」なる乱歩が大変に感心した
作品の翻案であることが分かるのですが、そういった決まった
プロットがあってこそ乱歩の商業作家としての技が生きたのかも。
乱歩にしては怪奇も猟奇も薄めですが、「パズルのほとんどが
完成しているのに最後のピースがはまらないもどかしさ」が
非常に良かったです。
蛇足ですが、「緑衣の鬼」の主人公は大江白虹。
「吸血鬼」に出てくるのは園田黒虹。
あと「恐怖王」には大江蘭堂なんてのも。
「陰獣」には大江春泥。
勘弁してください。 -
2009/
2009/
緑衣の鬼. 幽霊塔. 私と乱歩 伊藤秀雄著.