六道捌きの龍: 闇の仕置人無頼控 (光文社文庫 あ 48-1 光文社時代小説文庫)
- 光文社 (2009年8月6日発売)
本棚登録 : 23人
感想 : 3件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334746407
作品紹介・あらすじ
板前の佐吉は、裏稼業から足を洗って四年。平穏な日々に倦み始めていた。そんな折、大恩ある人物の娘で、かつて惚れあった仲のおたかに、「稼業にもどってほしい」と頼まれる。闇の仕置人の組織「六道捌き」-その内部に巣くう反逆者たちの粛清に、佐吉の力が必要だというのだ。かくして、伝説の刀役・龍が甦る!時代小説に新風を吹き込む、大器のデビュー作。
感想・レビュー・書評
-
サブタイトルから想像するような所謂「必殺もの」ではないところが、読ませどころですね。
デビュー作にしては達者な作品です。
登場人物の複雑な背景とか、チャンバラシーンとか、チャンと引きを残したままのエンディングとか次回作が楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デビュー作
元闇の仕置き人龍(佐吉)が昔の稼業に戻り、経緯ははっきり述べられてないが、大阪、江戸の北の同業者を粛清する流れだが奥は根深いものが、今後の展開が期待される。
謎の京侍浅井菊弥、解決した江戸の仕置き人の内に秘める裏切りと京の元締の思惑、ちょっと纏まりがないか? -
8/18
良かったが、
スピード感が不足?
仕置き人のストーリーにしては。
全3件中 1 - 3件を表示