魅入られた瞳: 南青山骨董通り探偵社II (光文社文庫 い 46-3)
- 光文社 (2015年6月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334769192
感想・レビュー・書評
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シリーズ第2弾。
前職を辞めてスカウトされるままに探偵になった雅也。
しかし、受付とか電話番とか退屈な日々。
そんな雅也に社長が任せたのは、美人妻のクリニック送迎運転手。
それは探偵の仕事なのかと不満を抱きながらも、美人妻との日々を楽しんでいた。
それがまさか、とんでもない事態に巻き込まれてしまう。
激しさの中にも笑える箇所があり、テンポも良かった。
2018.12.11詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
正式に探偵社に入社した井上雅也。だが、地味な仕事続きで不満気味。そんな折、社長の金城から任されたのは、商社マンの美しき妻・志津恵をクリニックへ送迎することだった。渋々引き受けた雅也だったが、一目で彼女に魅了される。着々と仕事を進める中、送迎車の消失や謎の男からの暴行など予期せぬ事態が起こる。
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転職探偵井上雅也くんのお話第二弾。相変わらずだけど、面白かった。
探偵に転職した雅也は、毎日暇を持て余していた。仕事といえば、事務所の受付か電話番。しかし、そんなに来客も電話もない。しかし、そんな雅也に仕事が舞い込んでくる。とある大企業の営業部長の奥様をクリニックへ送迎するというものだ。この奥様が美人で雅也のドストライク。しかし、その送迎の際に車をつけられたり、送迎用の車が消失したりして予期せぬ出来事が起こる。そして、さらに事態は発展して…
前回に引き続き、雅也の前職の同期のまりあさんが出てきて嬉しかった!相変わらずなかんじだったけど、まりあさん好きだわー
あと前回も思ったんだけど、雅也がちょっとウザいときがある。思わぬ出来事にテンパるのは仕方ないが、そこは探偵なんだから先輩たちの言う事聞いて、少し静かにしてろよ!みたいな。なんかイライラする。
だけど、これも新しい探偵ってことなのかな?
2016.10.16 読了 -
南青山骨董通り探偵社に、入社した主人公井上雅也は、地味な仕事ばかりであった
商社マンの若き美人妻のクリニック送迎という仕事を受け持つことになる。
送迎の車のハンドルは重たいし、送迎した車は一時的に消失してしまう。
見知らぬ男からの暴力など、わけのわからないことが、次々と起こって来て、命の危険な状態にまで追い込まれてしまう。
しかし、現在の文明の利器である携帯の音声認識という武器で、所在地や、情報を伝えることができるのは、凄いことだと思う。
最後に、おとなしい美人妻が、犯罪の犯した夫の10億円を手にしていたことには、驚く
現実味には欠けるが、娯楽的に読むにはいいかもしれないと、思った1冊である。 -
シリーズ2作目。
軽い感じもするけど、ちゃんとしてる。
ラストのどんでん返しは、なかなかだった。 -
うーん。
主人公がどうも納得いかない。周囲のキャラクターには惹かれるが。 -
シリーズ二作目。前作でリーマンだった主人公はちゃんと探偵社の一員となっています。事務所で電話番ばかりさせられていた彼が最初に任された仕事はなんと美人妻をクリニックに送迎すること。話はあっさり目で送迎の理由などは読んでいるうちに何となく想像できてしまいますし、途中のアプリの設定などはフラグが目立ち過ぎでうっかり笑ってしまったほど。でも畳みかけるようなアクションシーンは面白くて後半はすごい勢いで一気に読んでしまいました。前作の方が主人公が男前で読み応えがあったような気がしますがこれはこれで私は好きです。
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探偵ものにしてはイージーな展開、軽すぎるテイストで、今のところやや期待はずれ。