おもいで影法師: 九十九字ふしぎ屋 商い中 (光文社文庫 し 44-3 光文社時代小説文庫)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334775339

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第3弾。ついにナツさんの正体が明らかに。
    このシリーズは幽霊や物の怪が出てくる人情物という感じだけど、今作は特にホロリとするような良い話だった。最後の「もののけ三昧」が今までの話で一番好きかも。

  • 面白くてシリーズいっき読み。第3巻。いなくなってしまった人のことを想い、ほろりとする。

  • どの話も面白かった!
    今回はホロっとくる内容だったな。

    「虫干しの日」
    こちらとあちらの世界というと怖いイメージだけど、もう一人の自分への愛着、分かる気がする。

    「おもいで影法師」
    大事な人がいなくなって寂しく思うのは、人も人でないものも同じ。

    「もののけ三昧」
    自分は消えても、長屋の住人たちを思うスミ様の優しさ。

  • スミ神様の長屋の子供達への情の深さにじんときました。

  • 怖いよりも、なんだか良い話が多くて、るいの人柄なのか、取り巻く人たちがいいのか、安心して読めるシリーズ。やっぱり、いざという時のお父さんがいるし。

  • 今回も怪談!だけど、なんか怖さよりも人情寄りだったな・・・ついにナツさん身バレ。

  • 三冊のなかで一番良かったと思います。
    とてもあったかく、癒される思いでした。短編が3つになり、長さとしてちょうどよいと思います。

  • ぬりかべの娘三作目。

    異世界の自分に会う話も、
    人々の想いを受け止める墨猫の話も良かった。
    とうとうナツの正体も知ったし。

    でも、この時点でのっぺらの作者と同じと知ってしまった。
    のっぺら同心の話、好きなので、そっちも書いて~。

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