蛇王再臨: アルスラーン戦記13 (光文社文庫 た 24-17 アルスラーン戦記 13)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334775599

感想・レビュー・書評

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  • 表紙はエステルなのかな。彼女は、最初に登場したときはこうなるとは思ってもいなかったなあ。
    それに関しては、小役人カーセムの意外な仕事ぶりに、いいよ、いいじゃん、と一瞬感動してしまった。
    軍事面では久しぶりにナルサスの謀略が発動して、さてどうなるか。

  • 電車の中で泣いてしまった…
    この巻はアルスラーン戦記の中で今の所1番泣いた。
    あの元気っ子でもしかしたらアルスラーンと結婚するのでは?
    とか思ってたエステルがあんなにも呆気なく死んでしまうなんて…
    アルスラーンの目の前で儚く永遠に居なくなってしまった事で生涯独身を貫くのでは…と言うナルサスの予想はあながち間違いでは無いのでは??
    しかもザラーヴァントもまさかの…
    もうこの続きを読み進めるのが怖い…

  • 本巻のクライマックスはエステルとアルスラーンとの儚い再会の場面だろう.アルスラーンの為人を物語る名シーンだが,男女の再会をここまで静謐に描くのはさすがとしかいいようがない.人々の死を予感させる布石のような描写もあり,残りの物語における死の多さが思いやられる.

  • エステルの退場と、孔雀姫の度胸に驚いた13巻。
    特に孔雀姫の冷静な行動は某王太后を思い起こさせる。世渡り上手なところは血筋ですと言われても納得しそうだ。

    ナルサスの知略には思わず膝を打ったが、邪魔が入りそうな雰囲気。これまでのナルサスなら予測が外れた場合の考慮もしているはずだが、さてどうなるやら。

  • エステルとザラーヴァントが亡くなった。あんまり主要キャラは亡くならない展開だっただけに辛い!
    蛇王が遂に復活…!

  • とうとう別れのシーンが…。残り3冊、読みすすめるのが不安になってきた。ラジェンドラは、パルスの人が言うほどは憎めないですね。

  • レクイエムが流れ始めます。

  • [墨田区図書館]

    なんと懐かしい!
    図書館で銀英伝の特集コーナーを見つけ、久しぶりに懐かしいと思い読もうと思ったが、、、、"黎明伝"などよくわからない副題?副シリーズ?にどの順に読めばいいのかがよく分からず調べてから読み直そうと断念。

    でもそのきっかけで、昔懐かし小中時代に読み漁った田中芳樹シリーズのうち、まずはアルスラーン戦記から読み直そうと読み始めてみた。

    このシリーズは昔読んだ「角川文庫」シリーズと異なる、光文社発刊による「光文社文庫」シリーズ。とりあえず昔のワクワク感を味わいたくて何も考えずに読みだしたのは、同じ光文社でも既刊の10巻を2巻づつまとめた「カッパ・ノベルス」シリーズのものだったが、複数の発刊があると知らずに取り寄せた、単巻となった11巻からは期せずしてこちらのシリーズに。その11巻でそれまでも漠然と感じていた表紙絵の違和感が強まり、最初は単に挿絵担当者が変わったのかと思いつつ多少調べて複数のシリーズ編成とその成り行きをやっと意識した。山田章博さんには申し訳ないが、やはり天野喜孝さんを伴って誕生したこの世界観に、この方の絵は似合わない。まだ「カッパ・ノベルス」シリーズの丹野忍さんの方が中世ペルシャを想い起させる絵柄で許容できるので実読のこちらに加えて、そちらのシリーズも登録しておこう。

  • 内容もさることながら表紙も素晴らしい
    読み進める中で表紙絵が何を表現しているのかが
    わかるようになっている
    表紙を見るたびに彼女に想いを馳せてしまう

  • 本格的に、対人間じゃなくなってきた感じ。そして容赦なく、って感じだったね……。続きも覚悟して読みます。

  • 「逢えたからもういい」

  • 物語の終わりに向けて坂を駆け上がっていく一冊。続々と出揃ってくる登場人物から、辿り着く先を感じさせられた。物語の終わりを見届けたいと思うのは銀英伝を覚えているからかもしれない。

  • 相変わらず魔物編はつまらん。

    しかし、あの人が死んじゃうとは。

    このまま盛り上がらず終わってしまうのか?

  • 十六翼将がついに勢揃い。

    蛇王復活

    あさかあの人が死んでしまうなんて!という衝撃の巻でした。

    主要人物が死に出すと、そろそろ物語も終盤なのかなぁ?なんて考えてしまいます。銀河英雄伝説でもそうだったのでw

  • そろそろ分からなくなってきた!というと身もふたもないが、チュルク、シンドゥラの策動にミスルの政変、そしてトゥラーン人の暗躍と、目まぐるしい周辺諸国&人物模様に、少し整理が必要。正直、蛇王の再臨が霞んでしまった。

    そして、ついにアルスラーンの元に集った十六翼将。そして、ついに始まった「みなごろしの田中」の本領発揮。というと物騒だけど、大河小説に於いて人の生き死にはそのままドラマなので仕方ない。出来得るならせめて印象深い死に様を、と思うけど、ちと敵味方ともにアッサリ感ある人が多し。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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