- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334779603
感想・レビュー・書評
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五十嵐貴久『SCS ストーカー犯罪対策室 (下)』光文社文庫。
白井有梨にまとわりつくストーカーの正体が明らかになる下巻。急展開と結末には多少の不満を感じる。
新品川署ストーカー犯罪対策室に所属する白井有梨らが取り扱う様々なストーカー事案。最近は変な奴等が増えており、身近に同様の事件が起きても不思議ではない。
最凶最悪のストーカー『リカ』のような雰囲気もあるが、『リカ』ほどは恐くはない。
本体価格720円
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白井有梨にメールを送り続けていたストーカーは死亡し、事態は解決したと思われた。だが、「S」からのメールは止まらなかった。死んだのは「S」ではなかったのか!?依然正体のわからない「S」は、いったい何者なのか?新たにSCSに加わった岸川は、有梨の事件に関して何かを調べているようだが…。衝撃の真相まで一気読み!!
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主人公はストーカー犯罪対策室の女刑事。
上巻からの続きで、短編4話構成。
1話づつが短く読みやすい。
最終話が主人公に対してのストーカーの真相に迫るのだが、結末がなかなか面白い。 -
Sの正体は下巻の途中から想像していた通りだったけれど、流石に動悸までは分からなかった。
ボリュームが大きい作品で、各短編を通して大騒ぎした割には中途半端な結末でした。 -
終わりのない恐怖、臨場感溢れる展開に目が離せない作品でした。
SCS内のメンバーをそれぞれに疑い、伏線がないか一字一句見落としがないように読んで行き、ネタバレの少し手前で「S」の正体が解った物の、その動機や裏に潜んでいた事実や過去を知った時、更に恐ろしさが倍増しました。
最終話では全てのピースがピタリと納まりスッキリ!
しかしホッとしたのもつかのまラスト数行で再びゾワリ… 。
終わりのないストーカーの気配を感じゾッとさせられました。
怖かったです。 -
白井有梨にメールを送り続けていたストーカーは死亡し、事態は解決したと思われた。だが、「S」からのメールは止まらなかった。死んだのは「S」ではなかったのか!?依然正体のわからない「S」は、いったい何者なのか?新たにSCSに加わった岸川は、有梨の事件に関して何かを調べているようだが…。