世界地図から地名を語る本 (知恵の森文庫 a つ 3-1)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334781774

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  • 内容はおもしろいかもしれないがそれを圧倒するウザい文章でイラついて半分でやめた。

  • 読書録「世界地図から地名を語る本」5

    著者 辻原康夫
    出版 知恵の森文庫

    p162より引用
    “ 牛津と書いて、これが英国を代表する学
    問の府オックスフォードのことだとズバリ解
    答できる人は、昔気質のインテリか、さもな
    くば偏執狂的な漢字マニアのいずれかだろ
    う。”

    目次から抜粋引用
    “誤記誤読こじつけ大全
     ブレンド地名の香り
     外来語地名講座
     「大地名時代」のルーツ読本
     ところ変われば……”

     ノンフィクションライターで地誌研究家で
    ある著者による、世界の地名や物の名前の由
    来を記した一冊。過去他社刊行「世界の地名
    つれづれ紀行」、改題加筆修正文庫版。
     読み違いが定着したものから日本語で読む
    とニヤニヤウフフとしてしまうものまで、テ
    ンポの良い楽しい語り口で書かれています。

     上記の引用は、外国の漢字訳地名について
    書かれた章での一文。
    オックス=牡牛、フォード=渡し場=津という
    ことだそうで、意味そのままに漢字を当ては
    めてあるようです。前後の文脈なしに、いき
    なり牛津と書かれていたら、日本の地名にし
    か見えませんし、実際に牛津の地名が日本に
    あるそうです。
     諸説あるようですが、まったく何の意味も
    なく現れる名前というものの方が、極めて少
    ないのではないでしょうか。土地や物だけで
    なく、人の名前も、ある程度前後のつながり
    が判るようにしておいてあげると、一人に
    なっても寂しい思いをしないかも知れません。
     索引がしっかり付けられているので、気に
    なった地名について調べるのにも使えるで
    しょうし、気まぐれにパラパラとめくっても
    楽しめる一冊ではないでしょうか。

    ーーーーー

  • 新書文庫

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著者プロフィール

辻原康夫
地誌研究家、元・流通経済大学社会学部教授。著、監修に、『人名の世界史』(平凡社)、『国旗と国名由来図典』(出窓社)、『世界の国旗全図鑑』『日本と世界の祭り』(小学館)、『世界地名情報事典』(東京書籍)『世界の国旗大百科』(人文社)など多数。

「2022年 『そうだったのか!国の名前由来ずかん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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